学生時代からスポーツが好きで、バレーボールで鍛えた身体と自負がありました。
しかし運動と関わる環境から遠ざかり、あっという間に20年が過ぎていました。
腰痛により増々身体を動かすことを敬遠するようになり、体重増加、次に膝痛になり、増々動かなくなり体重増加。
一昨年突発性難聴で緊急入院した折も、看護師さんは耳の状態より私の高血圧を心配してくれました。
長い間太れないのが悩み、そう私は太らない、それが自分を客観視することから現実逃避へと追いやっていたようです。
少し衝撃的なタイトルですが、私の辞書にはなかった高血圧、耳鳴り、そして一番辛かったのは便秘。実家のトイレで長く辛い時間を過した中、何気にめくったカレンダーに、『運動はいのちを買う!』とありました。
この標語がこのままではまずいことになる!とドンと私の背中を押してくれました。
信州の山の中で4月から11月まで過す私は12月に東京の練馬へ移ります。しっかり決意して運動着も送りましたが、12月はうっかり、1月ブヨブヨしたお腹の肉にハッといたしまして、近くの中村橋カーブスに体験を申し込んだのが年が明けた1月12日でした。
この日から私のカーブス生活が始まったわけです。こうして体験談を書いていても、カーブスに通うことができたご縁に、心がわくわくいたします。
汗をかくようになった。体力がついた。姿勢がよくなった。身体がひきしまった。
「そうなんだー。」と思いながら サークル30分、マシンに乗りました。脳内スイッチオンの瞬間です。
次の人にマシンを渡すアノ数秒間が好きです。「よし終った!さあどうぞ!」「ハイ!ありがとう!」まあるくなって、たった30分のご縁に、自分ときちんと向き合っている人たちの爽やかさがあるから、自分の力で自分を磨こうとするひたむきさがあるから、母と同じ位のおばあちゃまがいる、今、腰が曲がって辛い母にもカーブスをさせてあげられたらよかったと後悔の心にもなったり、マシン30分はエネルギーが部屋中にあふれているのを感じます。
店長はじめコーチの方々に、「スミエさん!」と呼んで頂きます。本当は最初はとっても照れ臭かったのです。自分の身体を放置して20年、そういえば名前で呼ばれることも長い間なかったようです。でも通っているうちに、名前で呼ばれることが心地よく楽しみになった頃、ジワジワと私の身体に変化が現われました。
何でもためしたガンコな便秘が驚く程、改善されました。私はお腹をこわすことが多かったので便秘の辛さを知らずに過してきました。便秘で悩む方のこと、自分がなってみて初めてわかった気がします。コマーシャルは決してオーバーでなく、一日が「今日もガンバルゾー!」で始まること、有り難い変化でした。
前述しましたように私が練馬にいて、カーブスに通えるのは3月まで、というわけで、20年放置の肉体を、たった2ヶ月ちょっとで目覚めさせようと、ほとんど毎日カーブスに通いました。
カーブスへ行き「スミエさん、おはようございます。」「今日も頑張りましたね」「おっ、いい音してますよ。」「随分筋肉がつきましたね!」「今日体調はいかがですか?」思い切りの笑顔でそう言って頂けることが、何よりの楽しみになりました。
寝る前に運動着をそろえて、明日もカーブスに行こう!そう思って寝るのは、遠足の前の日の気分を思い出す日々でした。
身体の変化は当たり前のように、本当はそれが目的だったのですが、遠足のおまけのようについてきました。
朝の頭痛や肩こりがなくなり、買いおいたつぼ膏が減らなくなりました。
この冬、風邪もひかず健康で過すことができました。
病院薬剤師のあと、学校勤務をして身体の病、心の病共に関わってきました。
今主人と定年を迎え6年になり、これからのテーマはやはり健康。その上に主人の両親、私の母も信州で健在ですから、少しの孝行を重ねたいと願っています。
カーブスのすごさは、筋トレの効果に手応えを感じながら、なによりも心が喜んでいることです。その時脳内ホルモンが出ています。
ホルモンは、私たちの身体の中で未だ解明されない未知の分野です。ただ微量でありながら、我々の身体を健康に保つための重要な役割を果していることはわかっています。
「スミエさん!頑張りましたね!」で、フワリ、「いつもより汗が出て」フワリ、「~さん」と顔なじみになって、ニコッと会釈してフワリ、坂道を上る時自転車のペダルが軽く感じてフワリ、たくさんのフワリは、喜びのホルモンが脳から出ている証なのではないかと思うのです。それが必ず肉体に現われます。
いつか私は喜び上手になっていました。そしたら喜ばせ上手にもなりたいと思うようになりました。
体重計には乗らないできた私が、毎日体重計に乗ります。少しの変化にも喜びます。まず一番に自分を喜ばせ、もちろん家族も喜ばせたいと思っています。
少しの声かけがこんなに嬉しいのであれば私も誰かに喜んでもらえるよう声をかけたちと思います。
そして「魔法の30分」を体験できるようたくさんの人にカーブスに通って頂きたいと思っています。
『身体髪膚これ父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始めなり』
父がよく言っておりました。今は亡き父への孝の為にも この冬から私のカーブスは又始まります。
最後に
私の拙い文をお読み頂き、本当にありがとうございました。
私の体験談はご恩返しなのです。
中村橋のスタッフの皆さんに本当によくして頂きました。仕事だから...といえばそれまでです。でもその仕事に変わらぬまごころを込めて下さいました。
本当に病み上りのおばあちゃまのお世話をやさしくなさっていました。どんな方も来られることも又、カーブスの精神の素晴しさだと思います。
ジワリと自分の変化を感じ、自分をしっかり見ることができたこと、お礼申し上げます