今、私はカーブスと卓球、そしてボウリングとスポーツを十分に楽しむ生活を送っています。日々の生活にスポーツを取り入れる毎日は、少し前の私にとって夢のようなことです。カーブスと出逢えて、夢がかなった事にとても感謝しています。
1年半ほど前に、体調不良もあり仕事を辞めた私は、食べたいものを食べ、したいことをするという悠々自適な生活を送っていました。でも、体はいつも重く痺れのようなものを感じるようになって、専門外来を受診することにしました。その頃、体重は八十キロにもなり、血糖値も高く、身体は悲鳴を上げていました。早速、医師の指導のもと、投薬と食事療法、運動に取り組み始めました。血糖値を正常値に戻し、体重を減らすことが、緊急の課題となりました。今までの、体の管理不足を十分に理解し、頑張っていたのですがひと月程たった頃に、腰痛というトラブルに襲われました。運動やウォーキングをしようとしても、二十分も歩けば、腰が痛くなり、太ももも痺れたようになりそれ以上歩く事が出来なくなってしまったのです。ようやく、治療に取り組み始めた私には、とってもショックな出来事でした。
整形外科を受診しても、痛み止めの薬の処方を告げられるだけで、なんの手立てもありません。精密検査で、ヘルニアと診断されましたが、手術をするほどではなく、解決策がないのですが、日常生活にはかなり支障が出てきていました。家事をしていても、長く立っていると腰は悲鳴を上げ、激痛が走ります。何とかよい方法ないかと考え、ネットで検索していた私の目についたのは、筋肉を鍛える事で腰を支えるという方法でした。
いろいろ調べて、筋肉を鍛えるのには最適だと思えたカーブスの体験を受けることにしました。腰痛があり、身体のキレも悪くおそるおそる体験を受けた私でしたが、コーチはわかりやすく指導してくださり、また教室の雰囲気も良くて、これなら頑張れるという思いを強くしたことを覚えています。昨年三月のことでした。カーブスと並行して、奈良市の保健センターが開催していた健康講座にも参加しました。そこで食事と運動の大切さを再認識でき、カーブスで頑張るという意思を強くしました。
それからは、毎月一キロを減らすという目標を立て、取り組みました。朝晩、体重を測り記録して管理しました。簡単に一キロといっても減らす事は、難しいです。活動している日中は、普通に食事をとりますが、夕食は、ご飯を辞め、サラダや野菜中心の食事スタイルに変えました、徐々に体重は減り、八月には七十四キロとようやく体重に変化がみられるようになりました。そして、何よりも嬉しかったのは、腰痛がなくなったことでした。今までは信号待ちの時でも、お腹に力が入らずダラッと立っていたのが、お腹に力が入るようになり、シャキッと立てるようになったのです。それは、一番大きな変化だと思いました。
体重の減少とともに身体にも変化がみられるようになってきていましたが、九月の計測の時に、体重が減っているのに、体脂肪率が少しも下がっていない事に気づきました。減っていないどころか増えていたのです。それで、コーチに相談してみると、
「お水を飲んでいますか?」
と尋ねられました。
「お水は、老廃物を流しますので、しっかりと飲んでくださいね。」
という説明でした。それから私は、ペットボトルに水を入れ、毎日二Lの水を飲むことにしました。一か月でその効果は表れ、体脂肪も減り始めました。このようなことをきっかけに食事と運動だけでは、充分ではない事に気づき、水とプロテインも摂取することにしました。その成果が上がり、体重は十三キロ減の六十七キロ、血糖値も正常値になりました。
以前に受講した奈良市の健康講座で、半年後の願いを書く欄がありました。
「スポーツを楽しめる身体になりたい。」
その希望は叶える事ができました。カーブスと出逢えたことで叶えられた願いです。そしてまた、新たな願いを立てることができました。六〇歳になる二年後までに、標準体重の五十三キロまで落とし、あこがれのMサイズの服を着るというのが、今の私のささやかで大きな願いです。この願いをかなえるために、また歩み始めたいと思っています。カーブスと共に、なりたい自分になります。
佳作
「「なりたい自分になる」」
カーブスって
どんな運動?