のりこさーん、こんにちは!そう呼ばれるんよ、と明るく話す母。今年81歳、現役の主婦だ。カーブスに通って1年。この元気な母を、以前は誰が想像できただろう。
我が家は父と母、私の3人家族だった。平穏に暮らす毎日、突然父が病に倒れた。末期の胃がんだった。父はあっという間に旅立ち、残された母の衰えは、誰の目にもはっきりとわかった。私は、(この状況では仕方ないな、もう歳も歳だし・・・。)と思った。
そんな時、近所のお友達が母に声をかけてくださったのだ。
「私、体操教室に行ってるの。体力がついたよ。西村さんもよかったら一度行ってみない?」母は、「家でじっとしていても寂しくなるだけだから、とりあえずやってみる」と決めた。
運動などしたことのない母だ。最初は不安もあっただろう。
でもスタッフさん達の「大丈夫、大丈夫!」という言葉に励まされ、
「きょうはここまで出来た、次はもうちょっとがんばってみる!」と母は続けた。
カーブスの明るい雰囲気も、母の背中を後押ししているようだった。
数ケ月たっただろうか。気がつけば、今まで出来なかったことが、ひとつ、またひとつと出来るようになっていた。筋肉がついてきたのだ。母にとってうれしい大逆転!
以前は起床時からあちこち痛かったが、今はどこも痛くない、パッと起き上がれる。
関節の動きがスムーズだからちょっとした事で転倒しない。
駅の階段の上り下りも、手すりをもたずに出来る。しかも早足だ。
初めて細身のパンツがはけた。血流が良くなったせいか肌もつやつやだ。
そうなると、生活に張りが出て、母はますます前向きになった。
しみじみ若返ったなあと思う。
今、母は年齢を聞かれるたび、81歳と答えると皆さん驚いてくださる。
それがうれしくて、ますますカーブスを続けたくなるらしい。
こうしてカーブスでつけた筋肉は、母の体だけでなく、心も元気にしてくれた。
母は言う。「暑くても寒くても、毎日カーブスに行くのが楽しいんよ。
マシンとストレッチをただ黙々とこなすだけではなく、やっぱりスタッフさん達の明るさと温かさがあるから楽しく続けられるんよ。若さをもらえるからねー。」
そうなんだ・・・・。カーブスの皆さんありがとう。これからもよろしく!
良かったね、お母さん。この調子で100歳までも輝けるよう、それを目標にがんばって!きっと父も天国で安心しているだろう。「まだまだこっちに来なくていいぞ~」って。
2017年3月10日