年齢を重ねるにつれて体力の衰えを感じるようになり始めました。当地に引っ越した自宅の近くにかなり広い運動場がありましたので、運動のために雨や台風以外の日にはほとんど毎日ウォーキングを約14年間続けていました。しかし、平成26年頃からは歩くこともあまりなく、一週間に3~4回歩いている状態でありました。舗装道路で歩いているためか時折膝に痛みを感じて歩くことも困難な状態になる時がありましたので近くにあるペインクリニック病院に通院し、神経ブロックの注射や内服薬に頼って治療することになりましたが、それでも右足を少し引きずって歩いている状態でした。
 私自身まだまだ体力維持を十分にして自分で頑張ることが大切であると常々思っていますので近所の知人に何か運動しているのですか?と尋ねると、「カーブスに通って筋トレをしている。」と言われ、「汗をかいてストレス解消できてとても楽しいですよ。ぜひ、一緒に頑張りましょう。」とのお話を聞き、普段ウォーキング以外何もしていない私にとってできるのかなー。と思いながらもその方から無料体験があるから一緒に行ってみましょう。とのお誘いがあったので一応行ってみることにしました。そして最初は二人で行き、コーチに運動のお話をしてもらったり身体測定をしてもらったりして初めてマシーンを使うことになりました。マシーンは油圧式なので非常に重く感じられ、これを扱うには力を要することがわかり、運動をして初めて汗を流したところであります。何日か通ってマシーンに慣れた頃コーチから入会を勧められましたが、足が痛い状態で運動しても大丈夫なのか不安になり、病院の主治医の先生から許可があれば入会しようと思い、先生にそのことをお話ししたところ先生から「カーブスは知っていますよ。運動する場所ですねー、しっかり太ももに筋肉を付けて継続することが大切です。頑張ってください。」と言ってくださり、足が痛くても運動して筋肉を付ければ大丈夫なのだと安心して早速カーブスに行ってコーチにそのことをお話し、翌日入会手続きをすることに決めました。
 週に約5回のペースで通っていますが、この最近ではズボンが少しずつゆるくなり毎日カーブスに通うことがうれしくなりました。以前は疲労をとるために温泉に行って体を癒していましたが、今ではその必要性がなくなりました。
 カーブスに入会して二週間で内服薬が必要でなくなり、先生から「足の痛みがないのなら薬は副作用があるので運動でしっかり頑張ってください。」と言われてすぐコーチにお話したら「よかったですね。筋トレの成果ですよ。私もうれしいですよ。」と言っていただきました。
 カーブスに通って4カ月くらいですが、よかったことが4点ほどあります。まず一点目は体型がスマートになったこと。二点目は規則正しい生活ができるようになったこと。三点目は友人が増えたこと。最後に将来に希望が持てたこと。が挙げられます。

①体型ではウエストは入会当時より3cm、ヒップは2cm、そしてもも回りは4cmとそれぞれ細くなりました。これらのことからベルトを少し切ったりズボンも新しく買い変えたりしました。こうした体の変化によって着られなくなった9年前のスカートが履けるようになり自分でも短期間でこんなになるのかと不思議な気持ちになりました。主人からも顔が細くなったとか友人からも足が細くなって身体がスマートになったね。と言われるようになりました。これはマシーンとストレッチ運動をすることによって有酸素運動ができている成果だと思っています。

②毎日の生活においてもカーブスに行く時間を決めれば空いている時間に何をするかが容易に決められ、日常の家事をテキパキとこなすことができるようになりました。買い物や家事の間に少しでも時間があるとカーブスに行き、また予定がないときは朝一番にカーブスで着る服とお水を袋に入れて行っています。食生活においても変化が出てきて間食が少し減り、また、以前よりお肉を食べるようになってきました。

③知人のIさんが足に痛みがあり、歩行困難になり、体重も増えてきて何か健康のことを考えたいと相談されて、コーチに電話して無料体験に連れて行ってあげました。その方もすぐ入会して少しずつ体が引き締まってきて良かったと喜んでもらいました。プロテインも飲んで筋トレや有酸素運動とストレッチを継続していただいています。私はいつも午前中に参加していますが、午後3時に来ているNさんがたまたま午前中におられ番号札を持って座っておられたので少しお話などをしました。数日後に私が3時から参加して二人で最後にストレッチをし終わったところで、私は、今日は午前中に絵手紙教室に行って、その後、主人の病院の検査の付き添いをして忙しい一日よ。と私が話すと、Nさんは「絵手紙しているの!わたし絵手紙の通信教育で道具をそろえましたが一回も書いていない。」と言われ、「よかったら一緒に参加させてもらえませんか。」と言われたので一回見学にきませんかと声をかけると、お願いしますと、トントン拍子に話が進みNさんも絵手紙教室に入ることになりました。その後、二人でハガキや筆を買いに行き、私の自宅でティータイムをするなかでその方が、小学校、中学校の同級生だと分かりお互いにびっくりしました。カーブスに行っていなかったらお逢いすることはなかったと思います。50年ぶりの再会でした。

④自宅から車に乗って15分位でカーブスに行くことができ、毎日の生活に変化があります。メンバーさんと少しずつ会話を楽しむようになり、充実した日々が過ごせるようになりました。また、運動においても少しずつマシーンも使える回数が増えてきてコーチから「大きく使えて慣れてきましたね。」と声をかけてもらいました。私の性格は明るく笑顔があると、よくいろいろな方から言われていますが、カーブスに行くことにより以前より前向きで元気になってきました。ある時に孫や息子たちと食事をしている時に18歳の孫が「婆ちゃんは以前より若くなってよく話すようになったね。」と言ってくれました。息子も「以前より元気になっとる。」と言ってくれました。即答で私はカーブスの服を着てみようかと言いますとみんなが大笑いをしました。

 結婚して二十七年間は主人の勤務の関係で県外(大阪、高槻、神戸、徳島、広島等)において生活する等大変な日常生活でした。松山に帰ってから主人の父が、また私の両親も入退院を繰り返してなくなりました。先月には94歳で主人の母親も他界しました。私は母親が入院している間は4年3か月にわたり週に二回病院に行って洗濯物や汚物の世話をしてきました。今では4人の親もなくなり、これからは自分の健康や家族のためにしっかりと筋トレに励みカーブスで頑張っていくことが私の目標であり、自分の人生の糧になるものと信じています。
 カーブスは好きな時間に行くことができ、30分という短い時間に集中して運動ができるなど自分のやり方でできることに魅力があると思います。まだ4カ月という短期間の経験ですがこれからも大いに利用していつまでも健康で若々しく生き孫たちとも大いにお話ができるように頑張っていきたいと思います。