仕事を終え、少し重たい気持ちでたどり着くと「こんにちは。由起子さーん」と中から大きく明るいコーチの声。どんな時でもいつも届く声。そんなカーブスの窓口を訪れたのは3年半前です。
30数年間、看護師として、夜勤、子育て、仕事上の役割や課題などの激務。振り返えれば、自分自身を、女性を、忘れて生きてきたすごい道のりだったと自分で自分を褒めたい気持ちでした。でもくよくよしてられません。これからは忘れていた私を取り戻そうとあれこれと考えていた矢先、先にカーブスを開始していた友人から誘われました。その時、友人は「くるくる回って面白いよ」と言ったのです。カーブスの内容を良く知らなかった私は、「ふーん。運動で面白いってどんなものだろう?普通はきついのに。」と内心で思いながら、見学に来ました。「あら、なんか私にも出来そう。」そこからカーブスの毎日が始まりました。
元々、身体を動かすことは好きで、ウォーキングやストレッチは忙しい仕事の合間にもやっていましたが器械は初めての体験です。様々なマシーンは不安でしたが興味津々で向かい、1台1台習得しました。最初は1周もすると、息も絶え絶えだったのが半年たち、1年たちそして3年すぎると自由にマシーンを使えるようになりました。フルタイムの仕事の時は地下鉄の階段を10段駆け上がるだけでも、ふうふう言っていたのが、いつの間にか、全く平気な自分に気づきました。そして、身体の変化はこころの変化になっていました。身体の変化で、最も感じたことは、運動直前と直後の違いでした。疲れて向かったマシーンなのに、終えると全身の血液の流れを体感し、特に頭の中がサラサラとよどみなく流れるように感じはじめました。確か疲れていたはずなのに、なんか復活している自分にもびっくりしました。「まだ、私はやれる」と小さなガッツポーズをしていました。自分に自信がわいてきた瞬間でした。まだ取り戻せる。年齢なんか負けない。おしゃれも、旅行も、映画も楽しんで、欲張ってエトセトラ、エトセトラ。こどもたちも成長し、これからは自信を持って自分磨きをしながら生きられると思いました。トレーニングも日々の生活も、目標を、少しずつ高くして、それを目指せるようになり、今では、自分の中のチャレンジ心との向き合いに変化しました。
今は、仕事を半分、カーブス半分の日常に変わり、コーチもお気に入りの言葉の「カーブスの汗」を毎回かくようにしています。さらに、驚くことに、運動を習慣として身体が覚えてしまって、もうやめられない身体に変化してきています。「カーブスシンドローム」になってしまってどうしようと、後戻りできないうれしい変化を感じ、友人や家族にもそのことを伝えています。多くのメンバーの方との語らいや励まし。そして、コーチのみなさんとの元気をもらえる会話や熱い指導に感謝し、自分磨きの毎日を楽しく過ごせるようになりました。ありがとうカーブス。
佳作
「カーブスを通して変わった私の毎日」
カーブスって
どんな運動?