「あー!智恵子さんお久しぶりです!」買い物の途中で、声をかけられて振り向くと、二年前に退会したカーブスのコーチでした「えっ覚えているんですか?」と聞くと「覚えていますよ~!今は、違う店舗にいるのですけど、今日は研修で来ているんです!」との返事。
あれだけたくさんのメンバーさんの名前を覚えているだけでも凄いのに、二年も前にやめていったメンバーまで覚えているなんて...衝撃的な再会でした。そして、この偶然の出会いが、止まりかけていた私の時間をまた動かし始めてくれました。
2010年頃からトライアルというバイクの競技を始めた私は、筋トレを積極的に頑張った結果、体のあちこちの関節を痛めてしまいました。元々、股関節の骨の形が変形している事と、40歳をすぎてから急にスポーツを始め、走ったりスポーツジムで筋トレをしたりした結果、体が悲鳴を上げたのでした。年齢的にやはり、競技はもう難しいのかと諦めていた時にカーブスと出会い、2012年8月に入会し、関節を痛めることなく、少しずつ筋肉がついていきました。
おかげで、競技を続けることができ、それだけでなく、なんと、10人中9人に「あなたには無理でしょう」と言われていた、目標の国内A級に昇格することができました。もちろん、その間にも、コーチは応援してくださったり、一緒に喜んでくださったりしてくださいました。このまま、ずっと、カーブスを続けていきたかったのですが、仕事が忙しくなったのと、主人が、家で、トレーニングのサポートをするとの事で、2014年2月に涙々の退会となりました。
それからまもなくあの、大怪我を・・・ 2014年6月、練習中に、右足脛骨・ヒ骨粉砕骨折(膝の下あたりからポッキリ二本の骨が折れて外側に曲がっていました)をしてしまいました。骨はつながったものの、筋力が戻らず、焦りから、また頑張りすぎて、股関節に負担をかけてしまい、階段も一段ずつ足を揃えて上がるか、てすりに頼らないと股関節に激痛がはしってしまう状態でした。
諦めかけていたまさにその時でした。衝撃の再会です。大げさでもなんでもなく、本当に目の前が、急に明るくなる思いでした。「そうか!カーブスだ!」早速、尋ねてみると「あら!智恵子さんお久しぶりです!」という声、衝撃の再開で声をかけてくださったコーチとは違うコーチです。「お元気でしたか?バイク頑張っていますか?」とまで言ってくださいました。どのコーチも覚えてくださっているのだという嬉しさで「絶対再開しよう!」と心に決めた瞬間でした。表面だけでなく、本当に一生懸命メンバーさんと向き合ってくれているコーチだからこその再会の言葉だったと思います。
コーチに、「ねーねー、見て見て!」「聞いて聞いて」と話しかけると「なになに?」と忙しくても聞いてくれる暖かさからも、たくさんの元気をもらえています。止まりかけていた、私の時間を今、動かしてくれているのは、いつも、笑顔で、暖かく迎えてくれるカーブスのコーチたちです。感謝・感謝です。
壊れた体はもとには戻りませんが、カーブスのプログラムは、毎回12種類のマシーンで、17箇所の筋肉を自分のペースで刺激でき、鍛えられます。骨折の後遺症が残っていて階段も登れなくても、今出来るトレーニングが出来ます。
無理なく体を作っていけるおかげで、また競技にも復帰でき、なんと、全日本選手権レディースクラスにまで出場しました。精神的にも、肉体的にも、カーブスコーチに支えてもらっているおかげです。これからも、益々頑張っていきますので、よろしくお願いします。
佳作
「大怪我からの再出発」
カーブスって
どんな運動?