「腕ではありません。肩甲骨と胸です。」
「肩甲骨と胸、ケンコウコツとムネ、ケンコウコツとウデ、アレ?」
ペック・デックをやりながらのコーチとの会話です。
ある冬の夕べ、「寒いから手先まで冷えてま~す。」「ではしっかりマシンを動かして下さいね。」「はーい、アレ手先が温かくなってきました。」「光子さんえらい、血行が良くなったことに気付きましたね。」
こんな会話をコーチと繰り返す私はカーブス10年選手、何と進歩のない人でしょう。でも見方を変えればいつまでも新鮮なので長く続いているのかもしれませんね。
家からカーブスまで徒歩20分、散歩好きの私は池の周りの桜や紅葉、坂を上がった所に広がるいっぱいの空に毎回感動しています。そしてカーブスのドアを開ければ誰か見知った方が一人はいらっしゃり・・・「こんにちは」と声をかけ合うだけで元気が出てきます。
故郷広島の大学を卒業すると同時に名古屋で小学校の教師となって今年で45年目、今も非常勤講師として毎朝7時半に家を出る生活が続いています。しかしずっと元気だったわけではありません。
3年生を担任していた1992年11月、人間ドックで乳癌が見つかり手術しました。癌は生活習慣病なので今までの生活を見直し、食事を洋食中心から和食中心に切り替えました。又、仕事と家事と子育てで自分の体に構う余裕がなかった事を反省し、毎日近所の川岸を散歩してリフレッシュするよう努めました。
2006年9月美容院で、カーブス発行の「あなたも1日たった30分で10才若くなろう」という小冊子が目に留まりました。そこにはウォーキングなどの有酸素運動だけでは筋力が充分つかないと書いてありました。早速近所のカーブスを探しましたが、まだ名古屋に多くはなく職場から3キロ離れた所にようやく見つけました。体験で訪れた場所は広々としており、中高年の方々が生き生きとマシンを使っていらっしゃいました。受付に掲げられていた創業者ゲイリー・ヘブン氏の「女性の健康に貢献するためにカーブスを全世界に広めてきました」というメッセージにも感激し即入会しました。週2~3回のワークアウトを目指し、気がつけば10年・・・。
退職を機に、うちから程近いカーブスに移籍してからも6年・・・。一日一日が早く過ぎる中、唯一無二の今日を大切に生きたいと願うことで、カーブスも自然体で続けることができました。
50代から60代の10年間は血圧が高くなったりひざ痛が出てきたり・・・。しかしその度に対策を教えていただき、今では無理をしないで楽しく通っています。
先日腰の骨密度を検査したら「同年齢の平均骨密度と比較して110パーセントに相当します。」との判定をいただきました。又測定チェックシートを何気なく見ていたら、体重も10年前と比べて3キログラム減をキープしていることに気付き「継続は力なりは本当なんだ。」と実感したところです。
以前通っていたカーブスで知り合った友人からお正月に年賀状が届き「カーブスで体力づくりをしっかりして今年も一緒に遊びましょうね。年を取ると怒りっぽくなるとか、大らかでよく笑いましょうね!!」とありました。私はこれからも仲間と一緒に体と心の元気を目指してがんばりま~す。そしてみんなで幸せになれると嬉しいです。
佳作
「今日を大切に -カーブスは生活の一部です-」
カーブスって
どんな運動?