カーブスを初めて5か月目の新参者です。ベテランの方を差し置いて、とも思ったのですが、感謝を伝えたくペンを取りました。
私は、12年前に精神病を発病しています。ストレスと更年期障害からか、食べられない、眠れない、動けない、の症状から始まり、妄想、幻聴に捕らわれ、終には発作を起こして、部屋に施錠して立てこもり、叫んで暴れました。実家から兄が迎えに来てくれて、精神病院の診察を受け、部屋の空くのを一週間待つ間に憔悴仕切って、皆に車に乗せられて入院しました。今ほど精神科や心療内科の治療は進んでいなかったのか、闘病生活は辛い事が多く、妄想に苛まれて騒ぐ私は、監禁されたり、拘束されたりしました。ベッドに拘束帯で縛り上げられて、大声で反戦歌を歌う私は、病院にも迷惑千万だったでしょうね(苦笑)。
何とか回復して、退院したのですが、奈良の家へ帰ると又引きこもりが始まり、その頃開講していて病院からも通っていた塾の塾生が来る以外の時間は、布団に包まり食事も取らずにいたので、結局、再入院になってしました。
二回目の退院の時、夫の両親と介護の必要なお婆ちゃんも同居の自宅へは帰らずに、別居する様勧められました。生活が成り立たない、と言うと、離婚して生活保護を受けなさいと支持され、かっと来て担当医にビンタしました(こわ~)。それから、部屋を探し、バイトを日に四件掛け持ちして、一人暮らしを始めました。今思うと、病後によくやったと思います。
でも、まだ治った訳では無く、私は、又発作を起こしました。出先だったので、救急車で運ばれたのですが、前の病院は断られました(ふむ)。結局、別の病院に移り、今度は縛られる事もなく、落ち着いて入院生活を送りました。
あれ程重病の酷い扱いを受けながら、認定をくれなかった前の病院と違い、障害認定も受け、僅かですが年金も貰える様にして貰えました。診断も前の病院では抑うつで、薬もその処方だったのですが、私は双極性のうつだと診断も変わり、薬もがらりと変わりました。今も、四週に一度入院し、薬は欠かせません。頭痛がきつく、固まって動けなくなったり、何をする気力も無くなったりします。
そんな中TVで見た、上地雄輔さんのファンになりました。ブログに励まされ、遊助としての音楽活動の歌やライヴに元気を貰い、ファン友もできました。その中の、常に行動を共にしていた16歳年下の人で、福岡へ移っているのですが、毎日の様に電話しています。彼女がカーブスを始めて、教えてくれたんです。私も、カーブスのことは知っていたのですが、問い合わせをした時が生活苦で諦めたんです。彼女と離れてはいても、一緒にやっているという事は、とても励みになりました。ソシテ自転車で買い物や用事に出る以外、体動かす事がない私には、とても新鮮な物でした。汗をかいて運動するなんで、学生時代以来ですもの。あ、ライヴで大騒ぎして汗はかきますけどね(笑)。
そして何より楽しいのは、人との交流です。見ず知らずのメンバーさんも、同じ会員ということで気軽に声を掛け合えます。自転車置き場で出しにくくて困っていると、にこやかに手を貸して下さり、ワークのボードの時、プロテインカフェや行き帰りの時も、気軽に楽しくお話しするのは、とても清々しいです。
そして、表題に挙げたのが、スタッフさん達が私たちに下さる声掛けとこぼれそうな笑顔です。本当に元気がもりもりって貰えます。頭痛だったり、気分が重くてひきこもりになりそうになった時、明るく元気に迎えて下さるお顔が浮かんで立ち上がれます。又、私なんか、と後ろ向きになったり、もう歳だから、と諦めの言葉を発しても、それをプラスに変換する言葉を掛けて下さるのが嬉しいです。
始めてまだ日も浅く、体や体力の変化は、皆様に比べ、まだまだな私ですが、メンタル面の変化は大変大きく、本当に感謝しています。気持ちに応じて、体の方も改善される様、頑張りたく存じます。これからもよろしくご指導ください。
佳作
「プラスの言葉と笑顔をありがとう」
カーブスって
どんな運動?