「Kさんが体力年令二〇才も若返ったのよ。すごいでしょ!」
筋肉チェックを終えて、ひと足先にサーキット内にいた私に、コーチのMさんが飛んできて言いました。
「エッー!ホント?すごい!」
体力年令の若返りは勿論の事、終わった時の笑顔がとてもうれしく、思わず私に言いにきてくれたのでした。
Kさんは、私より年上の義妹(主人の妹)です。ご主人の介護をしながら、自分自身も今日はこちらの医院、明日はあちらのクリニック・・・と病院通いをしていました。一年中、風邪をひいたと言っていて、特に冬場は、持病の喘息が出て、十二月から三月頃は外にも出ないような状態でした。
その他にも、年頃のお孫さん達の事で悩んだりして、ストレスからくる、いろいろな病気を抱えていて、心も体も疲れているようでした。
私も、在宅看護をしていて入退院を繰り返している主人の看護や、孫の母親代わりをしていて、その上、ひとり暮しの母の事を気に掛けながら、小さな飲食店をひとりで切盛りしている状態でした。
しかし、Kさんよりちょっと若いし、クヨクヨ考える性格ではないので、時間を作っては、友達とランチを楽しんだり、週一回は趣味の社交ダンスのレッスンに通ってと、適当に息抜きをしていましたので、ストレスもないし、元気な毎日を過ごしておりました。
そんな私も、カーブスは溝の口店ができた頃から気になっていました。のぞいてみたいなと思いながら、忙しい事を理由になかなか踏みだせませんでした。
年もとってきたし、このままではだめだと思うようになってきました。時間は自分で作るものと、思いきって入会したのが、約二年前です。スタッフさん達が皆笑顔で、とても感じ良く、雰囲気が素晴しいので、気持ち良くトレーニングしています。
特に大きな変化はなかったのですが、少しやせてきて、立ち仕事をしていても疲れにくくなって、今迄以上に元気で、とても充実した毎日を送れている事に気が付きました。誰かに教えたくなって、半年後にKさんに声を掛けてみました。
「入会を勧めているのではないのよ。私が通って、すごく良かったので、Kさんにも元気でいてほしいから、とにかく一度行って試してみない?私が誘ったからって、無理に入らなくていいんだからね。」と念をおして、連れて行きました。外に遊びに行くのが、あまり好きではないようなので、「私はだめ、できないわ。」と断られると思っていましたが、その日のうちに入会を決め、やる気満々でした。
入会が冬だったので、その後はすぐに休みやっぱりだめかな?と思っていたのですが、風邪が治ってから、また通いだしました。最初は週二回で無理のないようにしていたのですが、週三回通えるようになりました。行く時は、あそこが痛い、ここが調子悪いと嘆いても、帰りは、「肩こりが治ったわ。」「すっきりした。」などと言いながら、笑顔になって帰ります。
そういう感じで続けていき、今年の冬は寝込まなくなりました。用事があって行けない事はあっても、自分が病気で通えないという事がなくなったのです。
「いっぱい食べてるんだけど、太らなくなったの。」と喜んでいます。下肢静脈瘤がボコボコ出ていて手術しなくては・・・と言っていたのに、ボコボコが少なくなって、脚もきれいになっています。
体年令も体力年令も、入会時は年相応でしたのに、ここにきて一気に体力年令が二十才も若返り、今では毎日でも通いたいと言っています。
効果はそれだけではありません。精神面にもすごく影響がでています。コーチ達も「明るくなったね。」と喜んでくれています。先日は、自分からコーチに話し掛けて、私もビックリして他のコーチに教えてしまいました。話し掛けられたコーチもビックリしたようでしたが、うれしそうでした。他のメンバーさん達とも話すようになりました。
良い方向にどんどん変わっていくKさんを見ていると、誘って良かったなぁと、自分の事のように、ホントにうれしく思います。
「Kさん、これからもカーブスに通って筋トレをしながら、健康を維持して、家族のため、自分のために、元気で、ガ・ン・バ・ロ・ウ・ネ!!」
佳作
「ステキな笑顔」
カーブスって
どんな運動?