私は1937年生まれの78歳。小学校2年生の時に終戦。昭和28年に中学校を卒業と同時に隣町のN社に就職をし、23歳で結婚2人の子供に恵まれました。
山あり谷ありの生活をしながらも、我が子を姑さんに預け37年間務め続け、孫が出来た事をきっかけに今度は私がお守をするため退職しました。
私は結婚前は何をしても長続きの出来ない性格の様で、編み物・和裁・着付けはまあまあ続いたものの、料理は3ヶ月、お花・お茶は6か月しか続かずでした。しかしカーブスはなんと4年!なんでここまで続けていられるのかは自分でもわからない状態です。
私とカーブスとの出会いは新聞のチラシを見つけた事から始まりました。車に乗ることの出来ない私は、カートを押して片道20分。カーブスで運動して、買い物して帰るのが日課で夏にはタクシーを利用してまで通っていました。なぜか、なぜだか分からないけど体操を休む気持ちだけにはならなかったのです。
そんな日々を送っていた私は今まで定期検診をあまり重要視していなかったのですが、なぜか昨年は受けてみようと思い色々受けることにしました。一つ目、二つ目とクリアしました。・・・が、胃の検査でアウトになってしまったのです。早期発見ではあったが「胃ガン」と知らされました。頭が真っ白になりました。家族に様子を知られないように冷静にしていましたが、一人になるとどうしよう・どうしよう、と言う気持ちでいっぱいでした。
昔は「ガン=死」と言われていました。一日一日と手術の日が近づいて来ました。カーブスには当分休むことを申し出、店長初め他のスタッフさん達から「お大事に」と言われた声が今でも耳に残っています。手術前は何度となく色々な検査をしました。これでは手術をする前に体が疲れてしまいそうです。でも私は「なに!これ位の事で負けていられない!」と自分に言い聞かせ当日を迎えました。
術後うっすらと目を覚ますと娘が来ていてくれた。ホッとしてまた眠ってしまった。翌朝です。看護師さんから「病室に行きますので起きてください」なんとこの人は酷い事を言う人なんだろう?私の体にはまだ5~6本のチューブがついている。横になるにも痛い。お腹が痛い。でも一人で起きなければいけないのです。私は痛みと戦いました。幸い、カーブスで鍛えていたので太ももはすごい筋肉がついていて、何分もせずにベッドに座った。ベッドから降りて歩いた。上手に歩けたことに皆ビックリしていた。私は思った。「これは自分だけの力ではない!」何日も何時間もかけて指導してくれたカーブスのコーチたちのおかげなんだ。と気が付きました。
2日目からは病棟のフロアーを歩く様に言われました。4周歩いた。少し疲れた・・・翌々日からは朝昼夕と3回1周15分位を毎日歩いた。余りの元気の良さに先生方もビックリしていた。家族も様子を見に来ては元気なので安心して帰って行った。経過は良好。その結果、20日位入院すると言われていましたが、16日で我が家に帰る事が出来ました。
元々元気な私ではあったが毎日のカーブスでの積み重ねがこの様な結果となって表れていたのだと思います。家族たちもこの元気はやっぱり毎日カートを押しながらもカーブスに行って、いい汗を流していたからだね。との結論。
これは後から聞いた話ですが、入院中に娘の婿がお見舞いに来てくれました。その時もあまりの元気の良さにビックリして、家に帰ってから娘に「あの人は人間ではない。普通あれだけの手術したら少しは痩せているものだが、どこが病人なんだろう・・・?」「きっとあの人は宇宙人だよ!」それから私の呼び名は「宇宙人」となり、今に至っています。
毎日のカーブスでの30分が、「3歩進んで2歩下がる」というように私の人生も表している。教室に行くと言うことも一つのリハビリです。体操することは、体と気力を健康にしてくれる。また、体力はお金では買う事の出来ない「物」いや、「宝物」だと思う。今日は休もうかな?と思いつつも教室に行けば全てのメニューをこなす。それが今日一番の儲けです。思う事よりもまずは実行しましょう。そして、周りの皆さんを見ること・自分を見てもらう事も大事な事だと私は思います。
今回入院中に感じた事。体力・・・その体力はどこから来ているのか?日頃から自分に合った運動をする。体を動かす事はなかなか一人では出来るものではありません。そこに行くと、カーブスの運動は本当に自分に合ったメニューで体を動かす事が無理なく出来る最適な場所だと思います。4か月半休んでも私が再挑戦できる場所なんですから。戻ってから1日目・2日目となかなか自由が効かなかった今は、100%までには行きませんがなんとか50~60%までは戻り頑張っています。
そしてもう一つ感じた事。それは家族の愛と理解。毎日夕方勤め帰りに寄ってくれた息子たち。本当にありがとう。何より一番嬉しかったのは、孫が「おばあちゃん大丈夫?痛くない?」と声をかけてくれた時。胸がとても熱くなりました。これが家族の愛なんだ・・・
あとどれ位カーブスを続ける事が出来るかは未知数ですが、自分の体力と相談しながら3年・5年・10年と目標をたて1年1年を大事に過ごす事とします。
自分を大切にするには、身も心も健全ではなくてはと思いますが、まず身を・・・と思います。それには毎年行われる検診をちゃんと受けましょう。ではなく50歳を過ぎたら「検診を受けなくてはいけない」と今回はっきりと思い知らされました。身が健全であれば毎日を楽しく送ることが出来ます。
先日、病院で骨密度を計りました。なんと結果は60代!嬉しい!1日でも長く元気に通えるように、コツコツとカーブスに行き自分の体作りをしよう!間もなく桜の便りが届くころとなります。今日もいい天気です。
私もカーブスにいい汗を流しにそろそろ行ってきましょう。
今日1日がいい日である事を願って、宇宙人は今日も元気に「行ってきます!」
佳作
「「私はカーブスで宇宙人になった!」」
カーブスって
どんな運動?