私が通っている札幌南郷通店はオープン10年を迎えました。お祝いのイベントがあったり、店内の装飾も10周年絡みです。
入会10年を迎えるメンバーという事で、私も成果や変化等を聞かれ、そうか、もう10年になろうとしているのか...となんだか信じられない思いです。
最初はすでに入会した友人から体験に誘われ何度か断りました。が、ある時、自転車で私の前を行く彼女の後姿を見て「なんてスッキリ!」と思い行ってみる気になりました。
体験の後、入会を決めようか迷った時、母の事を考えました。母は働きづめで、楽しみと言えば甘いものを食べて本を読むくらい。運動の習慣はなく、太って糖尿病になり、血管系の病気(クモ膜下出血、心筋梗塞)をし、さらに別の病気で入退院を繰り返しているところでした。そして、私の顔を見ると「健康診断を受けなさい」「お母さんみたいにならないように今のうちから気をつけて」等と言うのでした。
その時ちょうど、夫は大腸がんの疑いで検査を受けることになっていて、私は今始めなければ始められない、私が元気じゃないと家族が困る、と考えたのでした。
運動嫌いの私でしたが、入会してみるとカーブスの運動は30分という長さも負荷も苦にならず、楽しく通う事が出来ました。
私には、今まで読んだカーブスエッセイの様なドラマチックな出来事も、感動のエピソードも、大きな数字の変化もありません。
でも、46才から56才の10年で、これといった病気もせず、体力がおちる事もなく、腰が...膝が...という事もなく、カーブス以外では寝転がってばかりなのにもかかわらず、ひどく太ると言う事もなくいられるというのは、けっこうすごい事なんじゃない?!と思っています。
カーブスに通って、素晴らしい成果を出した人はたくさんいるのでしょうが、私の様な、変わりがないと言う成果の人は更にたくさんいるのでは?これが大事な事なのでは?と思っています。
頑張って長く続けようと特に意識していたわけではないけれど、気付けば10年。初めの頃は「カーブス行かなくちゃ↓↓」だったのが、今では「カーブス行かなくっちゃ↑↑♡」になっています。
周りからは、続けて偉い、元気そうになった、明るくなった、引き締まった等と言われるようになりました。以前の私はそんなにパッとしなかったのかの思うと(笑)、恐ろしくてやめるにやめられません。
やめるとしたらどんなタイミングで...と漠然と考える事もありましたが、こうなったら、もう、お葬式で「数日前までカーブスに行っていた」と言われる事を目指そうかと思っています。
長く続けていると、かつて可愛いお嬢ちゃんだったコーチがすっかり成長した姿と再会するという楽しみもあります。そして「智子さん元気そう」「変わらない!」等と言われるのはとても嬉しいことです。
お祝イベントに来店なさったオーナーと10年後にまた、とお話ししました。本当にそれを実現させて、久しぶりに会うコーチに「変わっていない」と言ってもらえる様に、私は明日もカーブスに行こうと思っています。