カーブスに通うようになってまだ半年なのに、エッセイに応募するなんて早いと思うのですが、教室に通い心と身体が元気になれた喜びを伝え、"筋肉を付けて"毎日元気に過ごしたいと思います。
昨年9月、毎朝ラジオ体操でご一緒するNさんが「カーブスに行っているの、体験学習に行ってみない?」と誘って下さった。カーブスに通い膝の痛みが無くなったNさんは、筋肉の大切さを実感したという。足をかばいながら体操をする私の様子を見て、Nさんが声を掛けて下さったけれど、あまり気は進みませんでした。
数日して「靴と水筒を忘れないでね」と言って、Mさんが家まで迎えに来て下さった。
Mさんについて行くと、あれ?以前何度も教室の前を通り、こんな狭い所で体操が出来るのかな?と思っていた所。
中に入ると溢れるようなエネルギーと気恥ずかしさで、コーチの説明は上の空、ただ軽快な音楽と楽しそうな皆さんの様子が印象的でした。
会費は私の年金でも払える、頑張ってみようかなと思いました。
説明が終り「何か目標は有りますか?」とコーチに聞かれ、気になっていたO脚の事を話すと「改善できます、一緒に頑張りましょう」と励まして頂き安心した。Nさんの愛車に乗って5日間の体験期間が過ぎる頃"楽しいな"と思えるようになり、周りの様子を見る余裕も出て来ました。
カーブスに入会する約2カ月前の事です、右足首が少し腫れたので整形外科でMRIを撮ると骨が白く写り、医師から足に負担を掛けないようにと告げられ、厚さ7ミリの装具を踵に付けて過ごす日々が続くと、気持ちがどんどん落ち込みました。
それまでは毎朝五時に起きて30分間のスロージョギングを頑張り、これを続ければ歳を重ねても「元気で歩ける」と思っていた時に「安静に」と言われ、運動を止めると何にもする気が起きませんでした。
家事よりもボランティアが大好きで、仲間と共に地域のボランティア活動を頑張っていましたが、仲間から「元気ないね」と言われるほど気持ちが病んでいました。「歩かないと歩けなくなる」の通りで安静にしていたら、体の向きを変えただけでよろけ、よちよち歩きになったようで、泣きたいほど辛かった。Mさんと一緒に教室に通い元気を取り戻した頃、整形外科を受診した。
骨の回復を望んでいましたが、MRIは3か月後に撮りましょうと言われ、安静にしていた結果は分からなかった。
カーブスに頼りたいと思っていたので「カーブスに通い生きる元気が出ました」と医師に伝えると、くれぐれも無理はしないようにと注意を受けて、教室へ通いました。無心になってトレーニングに励み汗ばんでくると、全身に生気がみなぎるのが感じられて、心と体が元気になっていった。
昨年12月、特定健診に行き看護師さんに足がむくむ事を告げると、スクワットを続けてみたらと教えてくれたので「カーブスってご存知?」と聞いたら「行ってる、行ってる」と言いながら、私のお腹こうだったのが、こうなったと身振り手振りで腹囲が小さくなった事を話し「カーブスはいいよー」と意気投合、楽しい看護師さんとの出会いでした。特定健診の結果はどれも範囲内で問題となる所見は認められませんでした。
12月になると「年末年始は食べ過ぎに注意して、お餅は2個までにしましょう」と耳にタコが出来るくらいコーチから聞かされて、Nさんと「2個って1回に?1日2個じゃないよね」コーチにお聞きすると「1回に2個です」と聞いて、Nさんと顔を見合わせて安心しました。
年末、お餅は少し小振りにちぎり2個を守ったおかげでNさんも私も"秘密の紐"は1センチ短くなり、Nさんは「去年とえらい違い」とニコニコ顔、二人で努力したもんねと大笑いをしました。
カーブスは"出会いの場"懐かしい人に声を掛けられて、遠い昔の記憶が蘇える。まだ若かった頃「里親の会」でご一緒だった方、当時を思い出し鼻の奥がツーンとしょっぱい感じがした。高齢になり今度はカーブスのメンバーとして再会しました。
同じ時期、カーブスで「フードドライブ」と言う行事が有り、眠っている食料品を持ち寄り市内の養護施設に届けるらしい。掲示板の届け先を見ると、一時里親でお正月とお盆の時期に、我が家に来ていた子が暮らしていた施設、27~8歳にはなったかなーと思い、あの子が好きだったスパゲッティを持参しました。年賀状に「高齢になり筋トレが大事だよ」と、カーブスに通って居る事を書いてくれた彼女とは、半世紀以上のお付き合い、遠い会津若松市にもカーブスメンバーさんが居る事を知り心強く思い、嬉しくてお正月早々舞い上がりました。来年の年賀状には私もカーブスで元気になった事を書いて出そうと思った。
カーブスでは楽しみながら筋肉が付くような行事を次々と計画して下さるので、メンバーさんはコーチと一緒に楽しみながら努力します。先日は可愛い賞状を戴いたので、カーブスカレンダーの隣に貼りました。機械を操作していると「いいですねー久見子さんその調子です、頑張りましょう」と褒められ、頬をゆるませて頑張っています。同じ時間帯でお見かけするメンバーさんは、小柄できりっとした美しい方。"種火表"の上位の方だから、カーブスメンバー歴も長そう。何時かあの方のようにストレッチ3をしてもピクリとも動かない、身体になりたいと目標にしています。 入会してまだ半年の私にも嬉しい結果が出ました。たるんでいた二の腕が少し縮んで中振り袖?になり、時々痛みを感じていた股関節も、気が付けば消えています。
整形外科のリハビリは昨年11月からお休み、家庭菜園の作業に手放せなかったコルセットも引き出しで眠っています。足のむくみが出なくなり、握力の平均は27.6kg、老化すると握力が低下すると聞いて、"グーパー、グーパー"と手を握ったり開いたり日々努力しています。
"継続は力なり"カーブスも続ける事が大事だと実感しています。昨年四月、地域住民の交流の場として立ち上げた百円喫茶がもうすぐ1年を迎える。回を重ねるごとに来場者が増えて「楽しみだよ」と、待って居て下さる方の声に励まされ、カーブスで丈夫な体になってボランティアが出来るのが何より嬉しい。
カーブスを紹介して下さったNさんに感謝して、カーブスの良さを伝え、メンバーとして元気で居たいと心に強く思っています。
佳作
「カーブスを通して変わった私の毎日(カーブスで変わった私の体)」
カーブスって
どんな運動?
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