私がカーブスを知ったのは、いつも行くショッピングセンターの一角に気付くとオープンしてからでした。しかし、しばらくの間は新しいものができたんだという意識でしかなく、行ってみようと意識を変えるきっかけとなったのが2013年2月に主人の癌が判明し、同年6月に帰らぬ人となってしまいました。

主人が亡くなり、しばらくの間は何もする気もおこらずに買い物へ出かける以外は家に引きこもっている日々を過していましたが、買い物で歩いていると膝に痛みが出始めてしまい、よりいっそう家へこもるようになっていきました。膝以外にも内科の持病の数値もよくなく、周囲から一度大きい病院で詳しく検査うけたらと言われ重い腰をあげて調べてもらうことにしました。その結果、脂肪肝が原因だということでやせなさいと言われ、他に整形外科の先生からにも同じように言われてしまい、これは本腰を入れてダイエットをしなくてはいけないと思った時、ショッピングセンター内にあったカーブスのことを思い出し予約の電話を入れたのでした。

しかし予約をしてみたものの運動が苦手な私にできるのだろうか?今まででも何度か運動しなくてはと思い、フィットネスクラブやプールとかにも行ってみたものの、いつの間にかやる気もなくなり辞めてしまった過去があり心配しましたが、実際行ってコーチからの説明を聞いたり、マシンを動かしてみたりしてよしがんばって続けてみようと決心しました。
最初の頃はマシンの動かし方もぎこちなかったり、乗り降りも慣れなく四苦八苦を何度もしていましたが除々に慣れていくのがわかってきました。そして当初週2回通う目標としていたのを週3回にと行く回数を増やすように心がけるようにしていきました。

そうしているうちに他のメンバーさんとも顔見知りとなり、あいさつしたり、待つ間とかにおしゃべりしたりとだんだん仲良くなっていき、これもまたカーブスに通うのが楽しみになってきて、生活の一部となってきました。通いはじめて、いつものようにかかりつけ病院で定期的に血液検査をうけていくうちに数値も平均値に近付いてきて、こうやって目に見える形で成果を知ることができ、よしこれからもやっていこうと思えるようになってきました。
そんな中、ちょうどカーブスプリンセスの期間中だった頃、カードのチェックを入れていき、コーチや他のメンバーさんと雑談していたら、あるメンバーさんが「最初の頃と比べると明るくなってきたね。」と言われたのです。ずっと明るいのがとりえだと思っていた私でしたので、言われびっくりしたのですが、別の日、親友に
こんなこと言われたんだよと話したら親友にも同じように言われたのでした。そこで初めて自分の知らない間に暗い表情になっていたのだろうと気付き、知らぬうちにカーブスで運動してストレスも発散してきていたのかもしれません。

そんな少しずつの変化を実感しながら、あんなに運動が苦手だった自分がこんなに楽しく続けられているのはカーブスに出会ったおかげだと思います。

ようやく少も気持ちも前向きになってきて、しばらく行けずにいた好きなミュージシャンのコンサートに行っておもいっきり楽しんでこようと思うので筋トレをがんばっていこうと思っています。なぜなら片方のコンサートはトークが長く座りっぱなしですがもう片方はほとんどスタンディングなので体力が必要ですからやる気もアップしています。

その好きなミュージシャンの曲の中に好きなフレーズがあります。

「大事なのは変わっていくこと
変わらずにいること」

変っていくことも大事だし、最初に誓った初心も忘れずにいることも大事なんだと改めて感じました。そのために日々精進し、少しでも目標へ近づけるよう、そしていつかきっと虹の橋を渡っていった主人と再会した時には「がんばってきたな」と言ってもらえるように、これからもカーブスに通って筋トレをがんばっていきたいと思っていますが、まだこっちの世界で楽しみたいから、もう少しそちらから見守っていて欲しいです。
こんなに前向きになることができたこと、今までの生活では出会うことのなかったたくさんのメンバーさん、そしてコーチに知りあえるきっかけとなったカーブスに感謝したい気持ちです。
明日からも筋トレがんばるぞ!