私は、カーブスに通い始めてもうすぐ三年になります。四十才を過ぎて体型が気になり始めて半信半疑でカーブスの入口を覗いたのを今でも覚えています。
幼い頃から背が高く太っていた私は、「デブ、ブタ、ブス。」といじめられていました。母も大きい人で、私よりも背が高く体重も標準よりはるかに多かったです。なので、私が学生の頃は二人で様々なダイエットに挑戦したものです。しかし、ほとんど失敗で悲しい結果に終わりました。食べることが恐くなってもいました。カーブスに入会しても、"本当にやせるのかな?""知らない人がたくさんいて大丈夫かな?"という不安がありました。
しかし、体を動かす事は嫌いでなかったし、スタッフのみんなが明るく優しく接してくれ、通うのが楽しくなりました。続けていくうちに、どんどんサイズダウンしていき、きつかったズボンがゆるゆるになってうれしかったです。友達や職場の仲間に、「楽しそうね。」「薫ちゃんみたいな腕(力こぶの出る腕)になりたい。」「肌がきれいになったね。」と言われるようになりました。子供達にも、「楽しそうだね。」と言われ、早く帰ると「今日は(カーブスに)行かないの?」と言われるぐらいです。オシャレをするのも楽しくなりました。仕事で嫌な事があったり、子供とケンカをした日でも、カーブスで筋トレをするとスッキリして帰れます。
三年間続けてきて本当に良かったと思っています。今は生活の一部です。
最近、ダイエットも大切ですが"健康"が一番大切に思います。昨年秋に、会社の健診で「子宮頸ガン」にひっかかりました。ここ三年毎年検査していて「陰性」でした。家に届いた封書の中の結果が「疑陽性」で、その赤字を見た時は"この世の終わり"という感じでした。ちょうど仕事が休みでカーブスへ行こうとした時にポストに届いていた封筒を開けて見たのです。ものすごく動揺しました。「死んでしまうの...。」「子供達は...。」と、色々なことが頭の中を過ぎり涙が出ました。その時のことは良く覚えていないのですが、気づいたらカーブスへ行っていました。ワークアウトをしていても赤字の「疑陽性」という文字が頭から離れず涙が出てしまいました。気づかれないように三十分のワークアウトを何とかこなしました。帰る時に、たまたま店長のいぼちゃんに声をかけられ、もうどうして良いのかわからず打ち明けました。親身になって聞いてくれました。悩んで今にも倒れそうな私を支えてくれました。泣いていても仕方ない、子供達のためにもと思い、そのまますぐ婦人科へ行きました。検査し、二週間後の結果待ちでした。子供達にも数日後伝えました。「死ぬわけじゃないじゃん。」と子供達に言われました。ハッとさせられました。
私はシングルマザーです。この子供達二人を残して死んでいられるか、という思いになりました。結果を待つ二週間、ふとした時、不安にかられました。そんな時は、仕事が終わってカーブスへ行き気持ちを切り替えて帰りました。多分、ボーっとしていた時もあったと思います。でも、三十分何も考えずに過ごし心が休まったのだと思います。
二週間後の結果は良いものではありませんでした。もっと詳しい検査をしましたが、それも良いものではなく、人よりガンになるリスクが高いという結果でした。ショックでした。結果をIちゃんに伝えました。プライベートのことなのに、自分のことのように心配し、時には涙して聞いてくれ感謝しています。救われます。他のスタッフのみんなも、いつも見守っていてくれて感謝しています。いつも笑顔で迎えてくれ感謝しています。
多分、カーブスがなかったら、再々検査の結果が出るまで乗り越えられなかったと思います。この世の終わりと思っていた気持ちが、今は前向きになっています。人間なので、100%ではないですが、前向きに生活できるのは、カーブスという私の大切な場所、もう一つの家族、居場所があるからだと思っています。
子供達に支えられ、友達に、カーブスに支えられ生きているのだと強く感じます。
もう一つのステキな笑顔は、メンバーさんの"Mさん"との出会いです。ある日、ワークアウト後、スタッフのMちゃんに声をかけられました。そこには、Mさんがいました。いつも私を見ていて、「頑張っているな。」と思っていてくれたそうです。とてもうれしかったです。話をしたことがないけど、見ていてくれた人がいたことは最高の喜びです。Mさんは手話で話をする方です。いつもニコニコ楽しそうにワークアウトしているMさんを見て、私も楽しくなります。元気ももらいます。Mさんと話がしたいと思いメモを渡したりもしました。今、Mさんと話がしたいので手話を勉強したいと思っています。それができたら、もっと楽しくなると思うし、Mさんの笑顔をもっと見られると思います。
スタッフのみんなが"笑顔"で迎えてくれ助けてくれます。今度は、私の笑顔で私の大切な人、大好きな人達を笑顔にできたらと思います。そのためにも、"健康"でいなければ、と強く思います。
とても大切な宝物"カーブス"、ありがとう。
佳作
「カーブスで変わった毎日~笑顔で助けられたこの一年~」
カーブスって
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