私がカーブスに通い初めたのは、丁度、二年前の今頃であったかと思う。何気なく手にした新聞の折り込み広告の中に、無料、体験レッスンが、目に飛び込んできたこと、それともう一つ、私が所属している、名古屋α((アルファ))クラブで、今年は富士登山を計画中であった。
 名古屋α((アルファ))クラブは、胃がん患者の集りであり、胃を全摘した人、ちょこっと残っている人、それぞれに、普通の人よりプラスアルファ長生きしよう、というもの。
 富士登山なんて、とんでもない!と顧問の先生に反対された。反対されれば、ようし、富士山に登ってやろうじゃないか、ということになる。会員も一人又一人としり込みをしていき、私ともう一人の男性会員が、富士登山に参加できた。富士山登頂認定証が、送られてきたことは、ことのほか、うれしかった。これもカーブスに通ったからでしょうか?


 私が、孫のヴァイオリンの発表会、コンクール等で、しばしば東京に滞在することがある。地元のカーブスへは行けない。そんな時、孫の住む近くのカーブスへ通うことができるのである。そんなことを知らない私であった。
 娘は、専業主婦、暇にまかせて、私についてくる。カーブスへ。私一人、筋トレに加(くわ)わった。このあと娘が言ったことは、「お母さんは、何で毎日楽しそうに、カーブスへ行くのか」「わかった」という。 次の日、カーブスの会場に行くと、久美子さん(娘の名)、昭子さん(私)こんにちわ!と、声をかけてくれる。今日の体調はどうですか?なんて聞かれる。私の体調を気づかってくれる。そんなにすばらしい人って誰かしら?娘は不思議がって、カーブスへ通うことになった。「すばらしい」ほんとにすばらしい!と娘はいう。
 声かけのすばらしさ だと思う。人と人との絆であると思う。 今、私達人間に足りないものは、絆、であると思う。カーブスへ通ってくる人、高令の人、肥満の人、その他、それぞれに悩みはつきものである。私のように一人で日常生活を送っていると、昭子さんこんにちわ!お疲れさま!と声をかけてくれるだけで、ああ、カーブスへ来て良かったと思う。こんな感情を持ち続けたいと思う。

 
 三月は別かれの日、私がカーブスに通い初めた頃に、声かけして下さったTちゃん(インストラクター)台湾へご主人の転勤で行ってしまった。Tちゃんに代わる人今の所なし。淋しい!今は淋しくて仕方ない。
 乱筆乱文お許しあれ、以上。