私は今、とても幸せです。なぜかと言うと、カーブスに出合うことができたからです。主人の支えや応援を受けて、幸せな気持で「ありがとう」と言える私がいます。

 決まってワークアウトに入るのは、午前中です。家事を整えてから家を出て、昼食までに戻るという流れです。時間が近づくと主人が「時間だぞー」と声を掛けてくれます。私も大きな声で「行って来まーす」と家を出ます。
 カーブスに着くと、コーチの方が明るく声を掛けてくれます。「あー、今日もカーブスに来れた」と気持ちがホッとする瞬間です。今では私の生活の一部となり、切り離せない一日の流れになってしまいました。
 

 カーブスに通うきっかけになったのは、主人の同級生のYさんの紹介です。Yさんは、一年前から入会していました。Yさんは自分の体が健康になって来た事を実感していたようで、何もしていない私を心配してくれたのか誘ってくれました。私はなかなか「うん」と言えずにいました。私は運動が苦手で嫌いでした。何度も断り続けていたのです。逆に、あまりお節介しないでほしいとさえ思っていました。すると今度は主人を通しアタックをしてきて、二人で勧めるようになりました。そしてYさんはこんなことを言いました。「私達はもう年なんだから、自分の体は自分で守らないといけない。家族や子供に迷惑をかけないように、寝たきりにならないように、一緒にカーブスで頑張ろう」と。私もようやく重い腰を上げて、Yさんと一緒にカーブスへ出掛けました。
 内心、どんな所なのか不安な気持でいっぱいでした。実際行って見ると、若い人ばかりだと思っていましたが、案外、年配の方も多く、不安な気持もなくなっていきました。コーチの方から丁寧な説明を受けました。私は見学のつもりでしたが、雰囲気にのまれたのか、入会の手続きを終えていました。
 さて、翌日から運動が始まりました。二ヶ月、三ヶ月と過ぎていきましたが、体は何の変化もありませんでした。こんな三十分だけの運動で・・・と不満や愚痴が出るようになってきました。コーチの方は「まだまだ三ヶ月では結果は出ない、負けないで頑張って」と優しく言って下さるのでした。私は気を取り直して、毎日もくもくと通いました。そんな私を見て主人は「結果ばかり期待しないで、まずはカーブスで運動できる事が素晴らしいのだから頑張れ」と励ましてくれました。
 五ヶ月が過ぎた頃、いつの間にか膝の痛みがなくなっているのに気が付きました。心なしか体もスッキリと軽くなっているのも感じました。そしてその頃に医療機関で血液検査を受けました。その結果に驚いてしまいました。数十年来の悩みだった、中性脂肪、コレステロール、高血圧と数値が正常値になっていたのです。私は飛び上って大喜び、今までの私の体では考えられなかった事が起きたのです。カーブスへ通って数ヶ月、ようやく努力が実りました。私にとって夢のような世界が実現したのです。まず一番に、Yさんへお礼を言いました。そしてコーチの皆さん、家族のみんな、仲間のみんな「ありがとう」と、私は感謝の気持でいっぱいになったのです。体が元気になると、自然に心も豊かになりました。自分から仲間の皆に進んで挨拶をしたり、言葉を交わすようになり、ますますカーブスに愛着を持てるようになりました。日に日に心が癒される所となっていきました。楽しい場所、楽しい時間になりました。


 昨年の秋に、一つの行動を起こしました。体がついていけるか心配だったのですが、紅葉も盛りの時期に、主人と登山をすることにしたのです。我が山形県の名峰出羽三山の一つ、月山へ登ることにしたのです。日頃は遥か遠く眺めているだけの山なのですが、挑戦しました。そして・・大成功!!山頂から見る紅葉の美しさに大感激しました。庄内平野、日本海までの大パノラマが目の前に広がったのです。日頃の筋トレの成果でしょうか、足の痛みも全くなく楽しい気持ちで、また明から筋トレを続けていこうと思いながら帰路につきました。満足感でいっぱい・嬉しい・楽しい一日でした。
 今は元気で過ごしている私ですが、以前は大きな病に苦しんだ時がありました。私は保育士として長く働いてきました。好きな仕事だったので、忙しくも楽しい毎日を送っていました。その頃は体も丈夫で体力にも自信がありました。病気などで仕事を休んだこともなかったのです。健康である自分の体を自慢さえしていました。しかし、そんな事も長く続かなかったのです。四十七歳の時、突然病魔に襲われ倒れたのです。手術を受けることになってしまいました。数ヶ月後に回復して仕事に復帰したのですが、それも束の間、一年後に体の異変に気づき、また入院をして手術を受けました。私はもうこの世のどん底に落ちてしまったような気持ちでいっぱいでした。「神様はどうして、不公平だ」と嘆き悲しみ、なかなか立ち直れない日々が続きました。時は流れていき、心も体も次第に回復して、なんとか職場に戻ることができました。
 今、あの頃を振り返ってみると、仕事のことや家庭のことで忙しく動き廻っていたのを思い出します。心のゆとりなど無かったように思えます。まして「運動をする」「運動の必要性」等と言う気持は全く、全く、考えた事はありませんでした。なんて勿体ないことをして来たのだろうと思ってしまいます。


 しかし、今の私は違います。過去の嫌なことは心の中へ深くしまい込み、そして元気良くカーブスで楽しく筋トレに励んでいます。ここ山形、東根では六月に赤い可愛い"さくらんぼ"が実る頃「さくらんぼマラソン大会」が実施されます。その大会に私たちMORI東根の仲間でコーチの方達と一緒にウォーキングの部に参加することになりました。私たちは、日頃筋肉のトレーニングをしている元気な仲間です。今から楽しみに待っています。まだカーブスを知らない人や、運動を始めたくても一歩踏み出すことの出来ないでいる人達に伝えてあげたいのです。「私たちと一緒に体を動かしてみましょう。そして健康になりましょう」と皆さん元気な私たちを見て下さい。 目標に向かって頑張っています。
 私はこれから先何年カーブスを続けられるか分かりませんが、今の幸せを守るため、そして今の元気な体を守るために、一日でも長く通い仲間の皆と触れ合っていこうと思っています。カーブスに出合ったことを喜び、カーブスから「健康という宝物」をいただきました。


 「カーブスさん本当にありがとう」うららかな春の日、また今日も我が家に大きな声が聞こえます。「時間だぞー」「行ってきまーす」と私は出かけるのです。
 こんな平和な日々、主人の愛情と仲間に支えられ「今日もガンバロウ!」幸せな私がいます。