カーブスに入会して一年半、めったに誉めたことのない主人が「カーブスに行くようになって、元気になったなあー」と言った。
 医師に「変形性膝関節症」を告げられ、太ももに筋肉をつける体操療法のパンフレットを渡された。四種類あるその内の一つ「椅子に座って行う体操」脚を上げて、まっすぐ伸ばし、そのまま一○秒間とめてから脚をおろす。これを一〇回から二〇回、朝夕毎日繰り返す。続けられるどうか自信はない。
 そんな折も折、「筋トレ無料体験」のチラシが目に入った。心房細動があり、二年ほど前から血液サラサラの薬を飲んでいるので、医師に相談してからにした方が、と、思わないでもなかったが「とにかくやってみよう」の思いが勝ち、その場で入会した。週二回通い続けて、半年ほどたった頃から膝の痛みもあまり感じなくなり、一年間使っていた、サポーターを外して平気で歩くようになっていた。軟骨がすりへっていたのは、内側半分、外側半分は健在だったので「太ももに筋肉をつけよ」と言われたことが、だんだん分って来た。俳句の先生も膝が突然「ガク」となったとかで、現在杖をついて教室へ来られている。カーブスを知らなかったら、サポーターを強いのに買いひかえたり、いずれは杖が必要になっていたかも・・・。カーブスを続けることの大切さが分った。


 四十代の前半、心臓の僧帽便が狭くなっていたため、広げる手術を受けている。医師は「これで十五年は大丈夫、まだ子供一人位は生めますよ」と太鼓判を押した。
 それから三十年、除々にではあるが、弁が狭くなって来ている。普通の人より血の巡りが悪いのはあたりまえ位に思っていた。
 
 
 カーブスへ通い続けて一年半、風邪も引きにくくなったし、朝一仕事すると、すぐに疲れてソファーで横になる、昼食を食べお腹がふくれると、またソファーに横になる、悪い癖がいつの間にかついてしまっていた。それもしなくてすむようになった。
 カーブスへ行って来た日はいつもよりぐっすり眠れる。体がしゃんとしたためか、何でも速くすますようになった。どれもこれも、血液の巡りが良くなったからかも知れない。
 気は若いつもりでも、歳だから、で自分を納得させてしまっていた部分が、多々あったような気がする。今本当にカーブスへ行って良かったと・・・
 続けることの大切さ、マシンの力を借りて、健康作りに励み「前向きに今を生きたい」健康の大切さをかみしめている。