文章を書くのが大の苦手な私が今回応募しようと思い立ったのは、僅か8か月のカーブス通いで私に小さな奇跡が起きたからです。私は現在65歳です。
58歳の時、永年勤めた仕事にピリオドを打ち、その後は主人との二人暮らしです。私の身体に異変が起きたのは、昨年3月の東日本大震災の数日前の事でした。
それは3月初めの肌を差す様な冷たい空気の日の午後、昼食を食べ終えいつものように主人と散歩に出掛けた時でした。自宅を出て僅か500mも歩かない所で急に胸の中心がギューッと締め付けられるような痛みに襲われたのです。その時は5分程度の休憩で落ち着いて来たので、いつも通り4~50分の散歩をして来ました。
思えば以前にも同じ様な症状があったにも関わらず放っておいた事を反省し、一度検査をして貰おうと決め、市内の医院に行き受診しました。
結果は心臓に異常があるとのことで「大病院での検査が必要です」と言われ、早速紹介状を携え大病院の循環器内科を訪れました。
そこで心電図や心エコー検査等、次々と検査を重ねた結果、「労作性狭心症」と診断されました。
更なる精密検査を受けることになり、4月27日に入院して心臓の「カテーテル検査」を実施、その結果心臓に3本ある冠動脈の「左前下行枝動脈」の付け根部分が完全に閉塞していることが判明しました。
そこで閉塞部分を拡げて血流を正常に戻す処置として冠動脈内にステントを挿入する「経皮的冠動脈形成術」を受けました。この術後、担当した先生からは「多分ここに来ていなかったら、あなたは近い将来心筋梗塞を発症して救急車で運ばれる事態になっていたと思います」、加えて「これで閉塞部分の血流は正常になり、病変前の心臓に戻りました」との説明を受けました。
それからは術後の経過も良く、4日後に無事退院することが出来ました。そうして心臓の方は落ち着き、今までの様な胸の締め付け感や息苦しさ等の自覚症状が嘘のように無くなり体調も良くなりましたが大事を取り、家事の他はゆったりとした生活を送っていました。結果として、体重は少しずつ増え、以前無かった肩凝りや背中の張り等の症状が現れ、指圧が欠かせない状態になりました。私とカーブス小山駅南町の出会いはそんな時でした。
2011年6月18日の新聞を見始めたら「1回30分の健康生活始めませんか」とのカーブスの折込みチラシに目が留まりました。読んで見ると謳っている殆どの項目が私の状態に該当する内容でした。そこで迷うこと無く「今だっ」と思い、カーブスに電話を掛けました。それがU店長との最初の出会いでした。
早速カーブスに出向き、そこで丁寧な説明をして戴いた後、幾つかのマシンでのワークアウトを体験しました。「これなら64歳の私にも出来そう!」と確信、その場で入会の申し込みをして通い始めました。
毎朝、先生方が清々しい笑顔で迎えて下さり、サーキットに入った時「今日の体調は如何ですか?」と声掛けをして下さるお気遣いにも有り難さを感じております。また、比較的年齢の高いメンバーの多い中で、若い先生方が毎日々々手取り足取り指導して下さり感謝の気持ちで一杯です。
通い始めて暫く経ったある日、主人から「近頃指圧をして欲しいと言わなくなったね」と言われ、私もあれ程酷かった肩凝りや背中の張りが無くなっていた事に気付きました。指圧から解放された主人から「カーブス様々」と感謝の声が上がりました。
それからと言うもの、暑い夏の日も自分なりに精一杯頑張ったつもりでしたが、中々結果が伴わないことに気付き、食事の改善にも併せて取り組みました。
そこで我が家では、メインの料理を食べる前に必ず「生野菜や温野菜に自家製玉葱ドレッシングを掛けたサラダ」を食べる様心掛けています。
カーブスに通い始めて7か月が過ぎた今年1月頃、メンバーさんから「上半身の両側が細くなったね」と言われるようになり、少しずつ変化が表れて来たことを実感出来るようになりました。
3月1日、入会8か月後の計測では、体重2.5kg減、腹囲8.2cm減という結果から、明らかに腹筋等の筋力がアップし、お腹周りの脂肪も減って来た事が判りました。これには先生方から、各マシンでのワークアウトのポイントを細かくご指導戴き、最も効果的なマシン操作法でワークアウト出来ている結果だと思います。
マシンでのワークアウトは自分では出来ているつもりでも「どこをどのように」動かし、また「どこにどのように」力を入れて良いのかの的確なアドバイスがとても大切だと実感しています。
心臓の狭心症の方は、昨年4月末の術後から8か月経過した今年1月、再狭窄(閉塞)の有無を調べるカテーテル検査を行いましたが、再狭窄は無く、経過は極めて順調であることが判りました。
それに加えて、2月に実施した健康診断でも血液検査結果で、特に「脂質4種」の数値が昨年に比べて良くなっており本当に嬉しい限りです。
65歳の私の様な年齢の者を、何がここまで夢中にさせてくれたのかな?を改めて考えた時、カーブスが私自身の病気(狭心症)の原因とされている①コレステロールや②ストレス等を減らすことに繋がっている事だと思います。
また私達メンバーが目標に向かって頑張れるよう、常に先生方のきめ細かいご指導のお蔭と思っています。
一例を上げれば、ラテラル・リフト等のマシンワークアウトの時に、私達メンバーのお腹に手を添え「ハイッ ここを引き締めてっ」次に両腰を押さえて下さり、左右に「伸ばしてっ 伸ばしてっ」などの判り易い指導です。
これからも「あまり気負わずに継続は力なり」をモットーに、自分自身の健康維持と心臓の再狭窄予防のため、予防薬の服用だけに頼るのでは無く、カーブスの掲げる健康づくりのための3つの要素①筋力トレーニング②有酸素運動③ストレッチのプログラムを継続することに加え、食生活の管理も行いつつ最大限の効果を引き出せる様、努力し続ける事が大切だと思います。
最後に今年の目標である「腹部、大腿部をスッキリさせ、年齢を感じさせない身体づくりに力を注ぐこと」も達成に向けて、私のペースで頑張って行きたいと思います。