看護学生の時、産科の実習で「お産」を初めて見学しました。女性は太古の昔から、こうして子供を産み、育て、その生命が現在まで連綿と続いている事に大変感動を受けました。そのお手伝いができる助産師になりたいと思い、助産師学校に入学しました。
卒業して、喜々として病院で助産師として働いていた頃、結婚、出産、お姑さんに助けてもらいながら、市役所で母子保健の仕事に就き、無我夢中で過ごした時代、そして二人の子供が小学生になり、今までの仕事の経験と二人の子育ての体験、それまでの人生経験を生かし企業のマタニティ・育児相談の仕事を四日、現在まで行っています。楽しいです。私のライフワークです。
二十代、三十代、四十代、無限大の可能性と怖いもの知らずの若さがあり、何の不安も恐れもない毎日を過ごしていました。それが還暦前あたりでした。ふと鏡を見ると、ひどい猫背、なんともまるで老婆です。
そう言えばいつ頃からか、五十代くらいだったと思います。膝が痛い、時々腰が痛い、太ってきた、もともと姿勢は悪かったのですが、ひどくなってゆく猫背・・・・。
急に「老い」を感じました。老いを意識すると老後の不安が大きく膨らみ始めました。これからも元気に助産師としてのライフスタイルを続けたい。そして何より、最後まで自分の足で歩き、自分のことは自分でして、二人の子供達に迷惑や負担をかけたくない明るい老後を送りたいと強く思うようになりました。
さて、どうしたものかと思いめぐらしていた頃、たまたま電車で乗り合わせた知り合いの方がカーブスに通っていらっしゃったのです。「カーブスのおかげで、きつい農作業もふんばれるようになったわ」と生き生きと話して下さいました。彼女の後押しもあり、すぐ電話して体験を申し込みました。
「私が捜していたのはこれだ!」とすぐに確信できました。その日のうちに入会しました。もともと性格は几帳面で真面目な方なので、週ニ~三回ワークアウトし、ワークアウトしなかった日はカーブスのストレッチを入浴後の日課として一日もかかさず行っています。
カーブスに入会してもうすぐ一年がたとうとしています。その成果が身体の変化の数値として出ています。カーブスプリンセスにも挑戦しました。紐が七センチゆるくなりました。そして体重は昨年の今頃と比較すれば、優に三キロぐらいは減っています。カーブスに入会する前は、下肢が痛むので度々、夫にマッサージをしてもらっていました。ワークアウトをするようになり、その回数も徐々に減り、今はなくなりました。「静脈瘤がなくなった。血流が良くなったからだろうな。」と夫が驚いていました。
そして、もっと大きな変化は数値に表すことはできませんが気持ちの変化です。今までは、食べたい物を食べたい時に、食べたい量を食べていたのですが、我慢することも覚えました。これはカーブスの仲間の取り組みを直に見聞きしたり、インストラクターの方々の助言や励ましのおかげです。その他の生活面でも変化が表れるようになりました。特に猫背は、少しでも改善したいと思いカーブスで教えてもらった正しい姿勢を意識し家事の合間にとり入れています。
毎月の計測では、成果が数値に表れるのでうれしいし、俄然ファイトが出て、来月も頑張ろうという意欲につながります。三月に退職した夫も、静脈瘤だけでなく私のいろんな変化に気づいているのでしょう。市の筋トレに通い出しました。
社会から求められるまでは助産師としてのライフスタイルを続けたいし、その後も寝たきりにならないで元気な老後を過ごしたいと思っています。そのために、今、カーブスでコツコツと貯筋しているのだと実感しています。
今日は行きたくないと思う日もあるのですが、ワークアウトの後は気分も爽快ですし、身体も軽やかになります。その積み重ねが、五年後、十年後、二十年後の自分にプレゼントできる宝物を今、貯筋しているのだと確信している毎日です。