結婚して三十六年、一度も大病もしなかった主人が、ある日の夜、突然、おなかが痛いと起き上がり、痛止めを飲んで休みましたが、これは普通でなないと思ったのか、翌朝、病院嫌いの主人が病院に行きました。所が、大きな病院に行く様に紹介状をもらって帰って来たのです。急ぐ二人で病院に行った所、12/25から検査入院する事になりましたが、結局前日また、おなかが痛み速入院する事になったのです。一週間の検査で、結腸からの転移の肝臓ガンでした1/7から抗ガン剤の治療が始まる日の朝、十四年飼っている犬(アミー)が突然倒れ病院へ!すごい貧血状態で倒れた様でしたが、私も主人の病院に行かなければならないないし、もう、どうしょうと思っていた時、救いの神(その日は、すごい霧で電車がなかなか動かないから、会社休む)と娘から、電話が有り、ホッとしました。急いで主人の病院に連れてもらい、主人にアミーの事を話し、夜の部で、もう一度診察を受けた所、血管から出血していて体内にもれている状態なので、急ぐ手術していただき、一命を取り止めました。次の日から、主人の病院、アミーの病院、仕事と忙しい毎日でした。
主人も通院で抗ガン剤が出来る様になり、月二回の抗ガン剤、定期検診、栄養剤の投与、月に何回病院に行っていた事でしょう。
アミーも一ヶ月程で、元気になって来てホッとした矢先、今度は、変な咳をする様になり、また病院!!今度は肺ガンでした。一月に開腹手術したばっかりなので、もう処置出来ず、栄養剤の点滴しか出来なく、十四年間、一度も病気しなかったアミーがたった四ヶ月であっけなく5/1に亡くなってしまいました。その後、主人も抗ガン剤がきかなく五月中頃から、だんだん食欲もなくやせて行くのが、わかりました。
ある日、主人のいつも座っているレザーのいすに二つのへこみがあるのに気付きました。それは、やせてお尻の骨の後だったのです。私には、何もお尻の骨が当たって痛いとは、一言も言ってくれませんでした。のちに、私もやせてお尻の肉が落ちて骨が座ると痛い!こんなに痛かったのかと知る事になったのです。ガンがわかり八ヶ月、とうとう腹水が貯まり入院する事になり、私は病院と仕事!!でも八月は、殆んど仕事は、休ませてもらっていましたが、ストレスと睡眠不足で、突発性難聴になり、三日間の点滴をしてもらいました。ちょうどお盆の最中、病院は休院なのに、先生が開けて下さって、点滴をして下さり、おかげで私は難聴も治りましたが、二十五年間働いて来た職場を辞める決心をしました。
今何が大切なのか?主人が今まで家族の為に一生懸命働いてくれて、ここまでやってこれた事を思うと、主人の看病の方が大切だと思いました。でも仕事を辞めて三日目に主人は亡くなってしまったのです。
私は主人、アミーを亡くし、仕事も辞め何をしていいのかわからず、家でゴロゴロしていると、足がけいれんしたり、指が震えたり、めまいがしたり、孤独感に落ち入ったり、していた時、近所の人から「カーブス」に行かない?と声を掛けてもらい、最初の日は、一緒に付いて行ってもらいました。その日若いスタッフの人に説明を受けていると、その人も幼ない頃にお父さんを亡くしておられたのに、すごく明るく生きておられる事を思うと、私も一人ではない、くよくよしていても、主人は戻って来ない、前向きに生きなければと思った。
カーブスに入会したのは二月末。この冬にすごく汗をかいて頑張っておられる方が隣におられ、声をかけました。その方は、家から20〜30分歩いて来て、運動してまた歩いて帰られていた。毎日、同じ時間帯に行くとだんだん親しくなり、今では、数人でランチしたり、ディナーしたり、友チョコ渡したりして楽しんでいます。
最近また70才台の人が「一緒に連れて!!」と言われ、友達が増え、カーブスに行く事が楽しみです。
寒い日、雨の日、何をなく迷っている時、友達からメールが来て「頑張って行こうよ!!」と言われると、会いに行こうと思って用意します。人間は、一人では生きていけない!!だから、私は、カーブスに行くのです、運動して健康になって、友達が増え、こんな楽しい人生を送れるなんて!!
最近良くテレビで健康番組を多く見る事がありますが、筋力の大切さを、良く耳にする様になりました。
私は、十年以上前から、朝起きて急ぐ、体重、体脂肪を測って折線グラフに記入する様になって、前日の夕食に油っこいもの、甘いお菓子を食べると、絶対、翌朝、体重、体脂肪が増える事がわかる様になって、一年に一キロの割で体重を減らして来ました。
カーブスに入会し丸二年!!月の始めの測定日に、スタッフの人に励ましてもらったり、アドバイスしてもらったりして、ここまで、やってこれました。自分でもこんなに長続きするとは、思っていませんでした。スタッフの人達が色々行事を考えてくださったりして、楽しく行ける様に導いてもらって感謝しています。
体調も、いい日あったり、悪い日あったりして体力に自信が無くなって、息子に『もうお母さん60才やし』と言うと、『まだ、60やと思わなあかん』と気合い入れられます。 今年二人目の孫が生まれ、体が元気でなければ、子守りも出来ないし、健康の大切さを、しみじみ感じています。
健康であれば、笑顔にもなれる。友達も増える。やさしい心にもなれる。友達にささえられて、今日も、楽しくカーブスで運動して来ました。