それは年齢とともに筋肉が減ってきているから。筋肉は脂肪を燃やす工場。工場では、私たちが呼吸をしたり、心臓を動かしたりするために寝ている間も脂肪を燃やしてエネルギーを使っています。年齢とともに、筋肉が減り、脂肪を燃やす力が弱くなるので、脂肪がつきやすくなり、体重が増えてしまうのです。

脂肪を燃やしてくれる筋肉は、30歳から1年に1%ずつ減っていきます。だから、年齢とともに減っていく筋肉をつけないと、どんどん太りやすくなります。また、太りやすくなるだけでなく、血圧やコレステロールなどの数値にも影響が出てくることがあります。