あれは2年前の暑い夏の日の昼下がりのことでした。銀行からの帰り道、カーブスの看板を見かけ好奇心からのぞいてみました。何かを期待していたわけではなかったので、明るい笑顔で迎えてくださったスタッフの対応に元気をもらえたような気がして、お試しもせず思わずその場で入会してしまいました。
若いころは運動が苦手で嫌いでした。でも人付き合いが良いと云うのか、山登り、スキー...と誘われれば一応参加してはみるものの、結果はいつも後悔で終わりました。運動神経が鈍いだけではなく、体力がなかったのです。若さの特権である、はつらつさも欠けていました。食べ物の好き嫌いは多く、運動をして汗をかくのは嫌...と我が儘いっぱいの生活をしていて気がつけば60歳を過ぎていました。
いくらエステに通いおしゃれをしても寄る年波には勝てず、悲しい気持ちでいっぱいでした。ちょうどそんな頃だったんです。カーブスと出会ったのは。
家から近いということもあり、ほとんど毎日通い、気持ち良い汗をかくようになりました。スタッフの「○○さーん、こんにちわぁー」と元気な声に迎えられ、メンバーさんとは顔見知りから始まり自然に挨拶をかわすようになり、いつしか話題の中に入って声をあげて笑いあう仲間の一員になっていました。そうなるまでに時間はかかりませんでした。そんな素晴らしい雰囲気の中で着々と体力をつけ、体質改善、二の腕タブタブ解消に励んでいます。
良い環境の中で無理なく体を動かすことで、生き生きとしてきた自分の変化に気付きました。
月に一度の測定日には日頃の食生活についての相談にものっていただいています。また、食生活の改善の資料や献立が、いつも目につくところに掲示されているのでとても参考になっています。
そして食を甘くみていた今までを反省し、気をつけるようになりました。若い頃には血が薄くて献血ができませんでしたが。
63歳の今、3カ月に2回の割合で成分献血も実施しています。
時には、そんな今の自分の姿が信じられない気になります。
カーブスは、すっかり日常生活の一部になっています。自分みがきの数々の中のひとつです。
ところで、カーブスはアメリカからやってきたとか・・・。
去年のこと。私、探しました。娘の住むオレゴン州ポートランドで見つけ訪ねてみました。日本と同じようにマシンが並んでいて、少しだけ真似ごとをさせてもらいました。異国の地で懐かしさを感じたものです。
アメリカでは出勤前にワークアウトを済ませる常連さんが多いようです。
すごい!次に訪れる時には日本での証明書を持参してアメリカでのカーブスを楽しんできたいと思っています。