良かったと思う瞬間はいくつかありますが、最新で最強なのは、重い箱が持てるようなって昔の荷物の整理ができた時です。片付けをしなければいけないと長年感じていましたが、断捨離がなかなか出来ませんでした。
そして気づいたのは大切なのはむやみに断って捨てるのではなく思い出を拾い上げる行為だということでした。
そう思えるのも筋力が出来、体力がついたからです。今までは思い出に押しつぶされ、後悔にくたびれて途中で放り出したり、慣れない動作で腰や身体を痛めたりして中断していました。
そして片付いていない残骸を見るたびに自己嫌悪に陥っていたのです。それが、体力がついたので精神的負担がなくなっているからでしょうか。区切りの良いところまで作業ができました。
そして広くきれいになった所を見ていると次どうすれば良いか等のアイディアが湧いてきます。
こんな時がカーブスに通っていて良かったと思う瞬間です。
その片付けで写真が出てきました。60年以上昔の写真です。写真の存在は忘れていましたが、写真を見たらあの時代へ戻れました。嬉しくなって一緒に写っている従姉妹と久しぶりに話をしました。
なんと80歳前後のお二人もカーブスに入会しているとのこと。おかげさまで社交辞令や堅苦しい挨拶、暗い世間への批判等ではない楽しく明るい会話が楽しめました。
それぞれにカーブス・ライフを楽しんでいるようです。私とは別のお店ですから会うことはありませんが、カーブスで繋がっている、これもカーブスに通っていて良かったと思う瞬間です。
片付けと共に今年は久しぶりにお雛様を飾りました。このような細かい作業も以前はめんどくさい、疲れる、誰も見ない、役に立たないと否定的だったのですが、楽しくできました。今年はお内裏様だけだったけど、来年は全部飾ろうかしら、場所はどこが良いかなと今から楽しみにしています。
物置に入っている箱をゴミに出そうと行った時に春の使者に出会いました。長年放置していたプランターで水仙が咲いていたのです。
最後にこのプランターを見たのはいつだったかしら?秋かな?球根を植えたこともすっかり忘れていました。思わず「ありがとう!」と声に出しました。これも寒さを厭わずに外に出てみようという気が起きたからです。カーブスで体力がついたからかしら?
その前は歯医者で「口の中が若くなりましたね」と言われた時です。長年の歯医者通いで歯磨きその他色々な指導を受けていましたが、なかなか褒められませんでした。あきらめていたら先日、歯医者さんに歯茎の状態が良くなったと指摘されました。
そうか、歯茎も筋肉なのか。歳だからとあきらめないで努力すれば歯茎も若返るんだ!きっと筋トレの好影響だ。ありがとうカーブス!
そうそう検診と健診の違いがわかった時も通っていて良かったと感じました。以前は検診に行ったら難しい病気が発見されるのではないだろうかと否定的に捉えて、受けなければいけないけど、忙しいしと後回しにしていました。
でもカーブスで毎月計測をしていただくことで健康状態を確認することに抵抗がなくなりました。
検診に関しても病気を予防するいわゆる健診と肯定的に捉えるようになりました。今回は70歳を過ぎた記念にと今まで受診していなかった婦人科や口腔外科も受診しました。再検査があったりしましたが、担当の先生から早期発見に関しての貴重なお話が伺えました。これからも健康維持に役立て行きたいと思います。
先ほどの片付けで出てきた書類の中に古い検診結果ありました。それを見たら体重が増えた時期が自分の記憶とは異なっていました。私は元々もっと軽かったのだと認識を新たにして明るい明日が見えるようになりました。血糖値などは逆に今の方が健康的です。
これもカーブスのおかげです。
もうひとつ以前からの夢が叶ったのもカーブスに通っているからです。それは地元の人や若い世代との交流です。電車通勤をしていたので地元の人との交流はあまりありませんでした。近所のお豆腐屋さんに挨拶する程度でした。
でもそのお豆腐屋さんは数年前に閉店しました。どうしているかなと思っていたらなんとカーブスで再会したのです。
最初は歩くのも大変そうでしたが、コーチの親身な指導で少しずつ動作が軽やかになってきています。時々カーブスに向かう道で行き合います。
「お身体はどうですか。」
「まだまだ痛いこともあるけどね。」
時節柄長いおしゃべりもできませんが、メンバーさんとしてがんばっているのを時折拝見するだけでこちらが嬉しくなってしまいます。
そういえば「お得意さんに何人かに会ったよ。」と言われてこちらまで嬉しくなりました。懐かしい人達に話しかけられて本当に楽しかったようです。
このようにワークアウトですれ違っても未だにお住まいもお年も知りません。ここには素晴らしいメンバーさんがたくさんいらっしゃいます。顔なじみになっても会釈するだけですが。
昨年、コーチの一人が体調を崩されたらメンバーさんが自発的にお見舞いノートを作成してみんなで寄せ書きをしました。
もちろん、私も書かせていただきましたがこのようなメンバーがいること、そしてそれを暖かく見守るコーチ陣。何よりもこのカーブスのメンバーで良かったと思う瞬間です。
現在の楽しみは料理です。と言っても華やかなご馳走ではありません。蛋白質を重視しながら手軽に一品か二品作って一人暮らしの知人に差し入れたりします。
離れていても同じものを楽しんでいると想像するだけで嬉しいです。もちろんそんな時には「カーブスタンパク質レシピ」が大いに役立っています。目につくところに貼って何を作ろうかと考えるのも脳トレです。
近くの農家に買い物に行くのも楽しみです。今は柑橘が目に鮮やかですが、もうすぐ筍が採れるんですよ。料理も毎日の義務と思うと面倒臭くなりますが誰かが喜んでくれるかもと思うと励みになります。
栄養面に考えが及ぶのもカーブスのお陰です。たとえ失敗しても美味しく頂けば証拠隠滅です・笑
このように物事を肯定的に考えられるようになったのもカーブスのお陰です。お陰様で70歳代も悪くないと思えるようになりました。来し方を振り返り感謝すると先が明るいのです。
だって若い時がいつも元気だったわけではありません。例えば結構便秘気味でした。でも今はほぼ毎日快通です。自然なお通じが毎日の生活をどれほど明るくしてくれるのか、わかるのは以前に大変な思いをしたからでしょうか。
時々渋滞したらお水を飲んだり、身体を動かしたりとコーチのアドバイスを思い出し、あわてて薬に頼ることもなくなりました。
今年の目標は健康年齢も体重も70を割ることです。カーブス歴は長いのですが、なかなか数値に成果が現れません。3年半経っても体重が4キロへって体年齢が3歳若返る程度です。でもウエストは87.5センチから今月の計測で78センチになりました!
これぞカーブスに通っていて良かったと思うひと時です。
入賞
「ありがとうカーブス!」
カーブスって
どんな運動?
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