とうとう私にもその時がきたか......
2021年6月に受けた人間ドックの子宮頚がんの検査で"要再検"の文字。
同時にピロリ菌の除去もしなければいけない。コロナのワクチンも受けなくてはいけない。という状況でした。
ピロリ菌の除去で行った内科の先生が
「なぜ婦人科に行かないんですか?!もうだいぶ経っているじゃないですか!」と......
そう......なんとなく怖くて後回しにしている自分がいました。
12月10日。勇気を出して婦人科を受診。1週間後に結果を聞きに行くと、
「今は中等度異形成ですが、3ヶ月後に検査して高等度異形成だったら子宮全摘です。」
『子宮全摘』という言葉が頭の中をぐるぐる回っていました。気持ちの整理もつかないまま、カーブスに足が向いていました。
カーブスのドアを開けると、
「ゆきおさ~ん!こんにちは!!」と元気いっぱいのコーチの声。同時に筋トレを終えたAさんが帰るところでした。思わず私は先程お医者さんに言われた事を話しました。
Aさんは「ゆきおさんなら大丈夫!!前向きだし、毎日腹筋してるんでしょ!!」って......
涙がこみあげてきたけど、必死におさえました。こんなに親身になってくれる仲間がいる事が嬉しくて......
コーチにも、今の私の状況を話しました。「サポートしますよ!一緒に頑張っていきましょう!!」って......カーブスは私の心の依り処となっている事を痛感しながら温い気持ちで家路についたのを覚えています。
3ヶ月後に子宮全摘なら全摘で受け止めようと腹を決め、職場の店長にも包み隠さず話しました。店長は「お身体の方を優先して下さい。シフトは大丈夫ですから。」と言って下さいました。
私が考えた事は、『免疫力を上げる事が大事だ』という事で、週3の筋トレをプラス1回頑張ろう。免疫力を高める食事を摂ろう。くよくよ考えるのはやめよう。この3つでした。
3月は折りしも、お店の壁面に「運動をして免疫力がUPしたと感じたらシールを貼りましょう」とありました。そうだ!そうだ!!意識する事が大事だよな!って思いながら楽しく取り組む事が出来ました。
筋トレはもちろんの事、趣味の編み物やカラオケに没頭し、仕事でも資格試験に挑戦しました。
そして、迎えた3ヶ月後の結果は、「数値が良かったので、半年後に検査に来て下さい。」との事でした。
膝の痛みがきっかけで始めたカーブスも6月で7年。長い年月―いつ何時何にが起こるかわからないのが人生。
ひとつだけ......これだけは言える。
カーブスで筋トレしていて良かった!!
私の目標は100歳まで、カーブスで筋トレ出来る身体でいること。
あと36年ですわ。こんな私を支えて下さっている方々に感謝の気持ちの涙で文字がかすんでいる......「あ・り・が・と・う」
to be continued......
入賞
「子宮頸がんと向きあって」
カーブスって
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