13年前の2008年から約4年半、私はカーブス柏店に籍を置いていました。今よりマシンの数も少なく、担当するコーチも何となく、ぎごちなかった事を覚えています。その当時「カーブスエッセイ大賞」に応募しました。たしか"ドレスをきれいに着たいので"というタイトルでした。病気の人や体を動かせない人の切実な投稿が多い中、ふざけるなと思われた人も多かったかもしれません。
その頃私は仕事上でドレスを着る機会も多く、カーブス入会もそのための体づくりをしたかったからです。しかし体力のあった私はその後夫と一緒に、スポーツジムに通いました。私たち夫婦の高齢化が進む中、神奈川在住の息子たちの強い要請で、2017年末に柏市からここ横浜市へ転居してきました。
今は仕事も辞め時間のゆとりもできたので、友人に誘われてすぐ近くの「カーブス本牧原」に再入会しました。今回エッセイを書いてみようと思ったのは、カーブスを離れていた期間あのマシンをイメージして、我流ですが筋力トレーニングは続けていました。ダンベルなどを使い、マシンをイメージしながらです。そのお陰かフラダンスを長く続けていますが、肩・腰・膝の痛みは全くありません。今回「カーブスへ再チャレンジ」したのは、お腹周りの悩みです。洋服は肩・腰で着こなすと言われていますが、私これで腰回り腹回りがすっきりすれば、まだまだ活動できそうです。今年4月で78歳になります。横浜に来て「音楽ボランティア」を再開しました。有料老人ホーム、デイサービスなど高齢者施設中心ですが、夫や友人たちと一緒にフラダンスや歌とギター・ウクレレ演奏などの出前サービスを行ってきましたが、今はコロナですべての活動がストップしています。
私の夫昭和9年生まれの87歳。日頃から私のカーブス理論を伝え実践してきた甲斐あって、歌とギター・ウクレレ演奏や子どもたちへのウクレレ指導など、元気に音楽活動を続けています。今回「カーブス本牧原」を紹介してくれた友人が、横浜に来て知り合ったKさんです。彼女もボランティア仲間ですが、私と夫とKさんの3人で「LENA・LEI」というグループを作りました。
コロナで演奏活動ができない中、この3月ハワイからの呼びかけに応じて、「インターナショナル・ウクレレコンテスト」のリモート開催に参加するため、ハワイアンの名曲「KOKEE(コケエ)」を3人で演奏して、YouTubeにアップロードしました。
横浜はハワイアンの本場。コロナの前2019年までは、大桟橋や赤レンガ倉庫など横浜の各所で、ハワイアンのイベントやコンサートが数多く開催されていました。コロナが収束して、これらのイベントが再開されるまで、私もKさんもカーブスで筋力を鍛えておきたいと考えています。本番に備えて私は特にお腹周りを中心に、カーブスマシンで筋力トレーニングを続けます。
「カーブスエッセイ大賞」に入賞された人たちの文章を、パソコンで見ました。大病をされた方、家族を亡くされて失意のどん底に落とされた方など、女の一生はまさにドラマ。私は幸いこの年齢まで大病を患ったことがなく、その意味では幸せかもしれません。
「草笛光子」さんが、私の好きな女優さんです。あの方のような生き方は、とてもできないと思いますが、私は音楽ボランティア活動を通じて、少しでも社会に貢献できればと考えています。再入会して最低週3回と決めたカーブス通いは、これからもずっと続けていきます。カーブス再チャレンジャーとして、"ドレスを美しく着るために"。
佳作
「カーブス再チャレンジャー」
カーブスって
どんな運動?
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