30歳を過ぎた頃、子育ても一段落した事だし何か楽しみながら体も動かしたいと思い社交ダンスを始めました。習いはじめて何年かしたころに「シャルウイダンス?」という映画の影響もあってブームとなり、ダンスホールは多くの男女でにぎわっていました。それから30年あまり、60歳を過ぎる頃まで、7センチのヒールで自由自在に音楽に乗って踊りまくり、きっと70代、80代になっても踊っているのではないかと思い描きながらレッスンに通っていました。
 ところが60歳半ばを過ぎると、ずっとキープしてきた体重も徐々に増加して思うようにステップが踏めなくなってきました。怪我こそ一度もなかったけどさすがに60キロを超えるとバランスも取りづらく、減量と筋トレの必要性を本気で考えはじめました。だが、つらい・キツイ運動は昔から苦手!スポーツクラブも誘われましたが続かないのは目に見えている。
では、いったい何をしたらいいのだろうか?と考えていたところ「一度見学してみたら」と友人に誘われ、お試し期間を楽しく過ごして、カーブスに入るきっかけを頂きました。
 ダンスをしていた頃、1時間くらい踊り続けても、息が上がった事なんてなかったから30分は軽い軽いと考えていましたが、なんと最初はサークル1周で息が上がって、もう一周するの?と体が悲鳴をあげる始末。
 現在は、3年半になるのでサークル2周が体にフィットしてきてサラッと出来るようになりました。2周のサークル運動はうまく高齢期の体にフィットするように計算されつくしていると実感しています。
 2年前にはハプニングもあり、なんと犬の散歩中、坂道ですべって腰椎の圧迫骨折をしてしまいました。外を歩く時はコルセットを着け、杖をつかなければ歩けなくなりました。しかし、その間カーブスを休んだのはたった1か月。はじめは、コルセットをしたまま、マシンは使わずマットの上で座ったままのストレッチをするだけに通いました。ストレッチなんか家で出来るのにと皆さん思うかもしれないけど、教室へ通うという事がいかに重要だとこの骨折で気づきました。
痛いからと動かさないと、そのまま体が動かなくなりそうで怖かったという事もありますが、教室へ行くと仲間にもコーチにも「がんばって!」と励まされる。それは普段健康な時でも同じだと思いますが、カーブスに通い続けるひとつの理由ではないでしょうか?
コーチの声掛けが本当に温かい。今でも腰痛は多少残っていますが、普通に運動は出来ます。仲間の笑顔とコーチ達の声が聴きたくて、今日もまた出掛けて行きます。
 3年半、週3日~4日くらいのペースで通って最近やっと筋力やサイズダウンの結果が数字で出てきていると思います。これからも自分のペースで継続していけたらと思っています。
私の人生年表

1950年(昭和25年)3月1日東京都荒川区にて日本伝統芸術の刺繍職人の家に生まれる。

幼年期~10代は食が細く、母親も毎回食べさせるのに苦労したそうです。体も小さく運動も嫌い、絵を描いたり読書をしたり部屋で過ごすのが日常でした。

20代~30代、高校卒業と同時に資生堂のBC(ビューティ・コンサルタント)として美容の世界へ。24歳で結婚をして2人の女の子をもうけるが、32歳の時に6歳・3歳の娘達を連れて離婚。

30代~40代、母子家庭での子育ての苦労などもあったが、精神的には充実した毎日で、仕事の合間に社交ダンスやカラオケを楽しんでいました。

40代~50代、娘達の独立もあって40歳の前半で再婚し、東京から横浜へ。

60代は主人の両親と伯父さんの介護、看取りと自分の健康を考える余裕などない日々で、気が付いたら高血圧と糖尿病の薬が出されていました。カーブスでの運動のおかげで体調も良く、2か月に1度の検診でも医者から是非続けるようにと言われています。