2014年9月、私はカーブスに入会しました。月に10回程度通いながら元気に過ごしていました。2020年、新型コロナウイルス感染症の影響で家に籠る生活になり、5か月間休会しました。毎朝、ラジオ体操をするようになりましたが、それだけでは運動不足を補うことはできませんでした。8月に久しぶりに教室に行って、コーチに「その場で目を閉じて足踏みしてみましょう」と言われて、目を開けてビックリしました。自分では同じ場所に留まっていたつもりが右方向に進んでいました。この半年で明らかに体力が衰えていることを実感しました。もっとしっかりと運動をしなくてはいけないと強く思うようになりました。
2020年9月、コーチから「おうちでカーブス」が始まることを教えていただきました。6年半前、カーブスに通い始めた頃を思い出しました。私は52歳で加齢による脊柱管狭窄症を患いました。「加齢」ということにショックを受けました。とにかく、痛みが強く、横になりたいのにどう動かしても足腰が痛くて辛かったです。暫く治療に時間がかかりました。
医師から、痛みがなくなったら今度は適度な運動が必要だと言われました。以前から友人に「うまく言葉では説明できないけれど、運動して帰ってくると体が軽くなっていて何年も続けている」とカーブスのことは聞いていました。幸い家の近くにカーブスができたので通い始めました。
まず、最初に感じたのは、コーチから「まりさん」と呼んでいただいて嬉しかったことです。教室の雰囲気も明るくて気持ちが前向きになりました。これからの自分に何が必要でどうやっていくべきかをしっかりと説明していただき、納得して入会できました。コーチには私の体調に気遣っていただいて少しずつできることから始めました。いつの間にか痛みが無くなり、今では日常生活ばかりでなく、ゴルフも再開できるようになりました。冬に灯油タンクを持つときに「腹圧」を入れると腰に負担がかからず持ち上げられることや、「腹圧」を入れると背筋が伸びて姿勢が良くなるなど、日常生活での気づきが増えました。また、コロナ禍の中、毎食たんぱく質を4点ずつ摂ることを心掛けて3食作っていることを家族にも喜ばれています。ちょっと意識することでものの見方や感じ方が次第に変わりました。
「おうちでカーブス」は、教室では動かせない部分(例えば背中の肩甲骨をくっつけるような動きや太ももの裏側・脇腹を意識)を刺激する運動があり、体の隅々まで毛細血管が広がっているのを実感しています。これは体温を上げて免疫力のアップにもつながると伺いました。
椅子に座って作業しているときも、足の指を曲げたり伸ばしてみたり、膝から先を真っ直ぐ伸ばすことの気持ちいいことに目覚めてしまいました。
「おうちでカーブス」を始めて半年、生放送ではいろいろなコーチとの出会いがあります。決して自分ひとりではないこと、一緒に頑張っているお仲間一人ひとりに優しく声を掛けてくださいます。そして「今日も参加して頑張っている自分を褒めてあげましょう」と励まして頂きます。
また、生放送に参加できないときには、録画で、自分の好きな時間に体調や都合に合わせて運動のメニューが選べることはとても嬉しいです。
私の母は93歳です。私との面会をいつも楽しみに待っています。コロナ禍の中、今はカーブスで自分磨きのときと捉えて、制約なく母に会える日に備えたいと思っています。
入賞
「「おうちでカーブス」をはじめて」
カーブスって
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