「今年はエッセイのネタが無いです。」
年初め、コーチに話した私の言葉に、天の邪鬼な言霊が宿りました。
頸椎は、私の最後の砦でした。
昨年6月の検診で、身体全身隈なく調べた結果、「頸椎だけは異常無し」との事でした。でも9月、突然右腕の筋肉が痛くなったのです。そして今年1月のMR検査で、頸椎椎間板ヘルニアだと診断されたのです。「直ぐ手術が必要かどうか専門医に診てもらいましょう。」と、大学病院の整形外科の受診が決まりました。
3月1日、"どうか手術をしませんように..."心で祈りながら診察を受けました。そして、私の願いは叶いました。
ただ、最後に「手術だと、全身麻酔になりますからね。」との医師の言葉...。"やっぱり怖いのかな?"と思ったものの、まずは一安心です。
半月後、2ヶ月余り狭心症の発作が起こっていない私に、「最近は心臓の方は大丈夫みたいですね。」との脳外科の主治医の言葉に、またもや天の邪鬼な言霊が宿りました。
次の日、10年ぶりの大きな発作が起こったのです。以前の心停止でリセット出来たと思って(願って)いたのに...。平時の狭心痛はニトログリセリンで楽になるのですが、今回は筆舌に尽しがたく、久し振りの苦しみに、"これは心筋梗塞かな?"と疑心暗鬼になりました。
9日後に診察を受けた医師からは、「他の病気かも知れませんよ。しっかり診てもらいなさい。」心臓カテーテル検査は怖い私に、「10年経てば検査もより精密になってるし、手術も少なくなってますよ。」と助言を下さいましたが、専門医の診察はエッセイの〆切り後となるのです。
暫くはカーブスの筋トレは一周のみで、様子をみようと思います。
いよいよ新型コロナのワクチン接種が始まります。これで少しは安心した日常が送れるようになります。
しかし薬物アレルギーの私は接種を止められています。インフルエンザワクチンも肺炎球菌ワクチンも止められています。造影剤検査も怖くて受けられません。薬局の薬も禁止されています。
だからカーブスで少しでも体力をつけて免疫力をつけなければならないのです。一日でも元気でいて、孫の成長を見届けたいのです。
コーチ、よろしくお願いします。
来年は何も無い平穏な一年でした...と、エッセイに書きたいです。
佳作
「天の邪鬼な言霊」
カーブスって
どんな運動?
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