カーブス入会のきっかけは、退職後のひきこもりからの脱出だった。
運動の重要性は、一般論としては理解しているつもりだった。しかし当時の私に必要だったのは、とにかく外に出ること。
おかげでその目的は一年も経たないうちにクリアできた。その後は息子の結婚により、孫に関わる日常がやってきた。
我が家と息子宅の中間にカーブスが位置していたこともあり、通うには最適だった。
孫相手は、心身ともに元気が必要。
疲れ知らずの彼らにつき合うには、パワーと持続力も。カーブスに通う間には幾度かの波もあった。始まりは〔うつ〕、そして五十肩・目の手術・・・。細かい不調は数知れず・・・・が・・
体重や身体のサイズはともかくも、週3ペースで通い続ける体力は入会時52歳当時の私より格段にUPしている。
私の目標は一貫して同じ!
体力第一、このまま衰え知らずの体力を維持すること。
年を重ねても、筋トレを続けることで筋肉量が減ることはない・・と。この言葉に励まされ、現在の私がある。
入会以来、自分自身の体調や忙しさで通えないことはあったが、カーブスがお休みで閉まるということはなかった。
3月の一週間、全国のカーブスが休むという事態は、世界中に猛威をふるうコロナが理由である。昨年末初めてこの病気を知った時はここまでの広がりを見せるとは思わなかった。まさに、あれよあれよ・・という間に。
2月末からの展開は、感染者数の増加も甚だしく、全国的に子どもたちが休校になったこともあってニュースから目が離せない。
我が家でも小二小四の孫を預かり、ドリル学習の寺子屋先生、おやつ、昼食の準備、時には兄弟ゲンカの仲裁も。65歳と70歳の祖父母に課せられた大事な使命と、国難に立ち向かう試練の一助になれば・・等々思う日々である。
クラスター(感染者集団)、トレーシング(追跡調査)、パンデミック(世界的大流行)、オーバーシュート(爆発的患者急増)、ロックダウン(都市封鎖)これら聞き慣れないカタカナが、TVから新聞からあふれている。不安感は高まるばかりである。
その昔の天然痘、ペスト、スペイン風邪に匹敵する恐怖を、キャスターがコメンテーターが語っている。私の中にある、伝説のような知識でも、それらの感染症は人の力ではどうすることもできないもの。
しかし、時を経て現代では、病気は防げるもの。そして病気にならない身体づくりをする術も機会もある。
コロナ騒動の中、カーブスに来られなかった期間、何か手持ちぶさたと身体が訴える重さだるさを感じていたように思う。
こんな時だからこそ、心身に負荷をかけ鍛錬し病気に打ち勝つエネルギーを蓄えるべきと自分自身に言い聞かせる。
体力を維持し免疫力を高め、ウイルスをも寄せつけない自分でいるためにも、カーブスを続けたい。通っていたい。
ただただ怖れているより、そうしていたい。
全国2000教室を超えるカーブスのメンバー、スタッフの皆さん・・・・
頑張って筋トレを続けましょう!
カーブスへの道すがら、コロナのことなど関係ない・・とでも言うように、咲き誇る桜を見ながら思いを新たにした。