3年前の3月の事です。
"痛!膝の関節が外れた"と一瞬思ったのです。急に立ち上がろうとした時、左膝に激痛が走り立ち上がる事も座る事も出来ないまま、中腰の姿勢でジッと我慢する他にありませんでした。暫くし、意を決してソロリと動いてみました。
「大丈夫!」私の口癖です。日頃から身体の心配をしてくれる孫に、これ以上弱いところを見せられません。ばあばは強くなければなりません。「大丈夫!大丈夫!明日は走ってるよ」と言い残し、自宅に帰りました。
夜、入浴後に左膝がビックリする程腫れている事に気付きました。これでは歩けない訳です。
しかし、過去に何度もの痛み(三叉神経痛・くも膜下出血・狭心症発作・左肩靭帯断裂他)に耐えている私は、直ぐに病院にも行かず、律義にも10日後の診察日まで待ったのです。でも、その夜から家庭の医学書を参考に素人判断で治療を開始しました。4日目からは筋トレも始めました。
そして10日後、超音波検査の結果「膝に水が溜まっています。急な衝撃が膝にかかったのでしょう」との診断でした。確かに変な具合に捻ったように思います。現状を話すと、なんと「このまま自力で治しましょう」との事でした。大腿四頭筋を強化する運動が効果があるようです。痛いながらも続けたカーブスが治療の一環となっていたのです。結局、関節の変形に伴う痛みは3ヶ月続きました。今では大きく太い関節になっています。

それから1年、2年前の3月の事です。
今度も突然に右肩に激痛が起こり、右腕が使えなくなりました。少し動かしても痛くて涙が出て来ます。入浴後身体も十分に拭けず、濡れたままパジャマを着る始末です。熱も出ました。車のウインカーも左手をクロスして使いました。
4日後、やっと病院に行くと、肩関節の変形が始まっているらしいのです。途中で止める術はありません。「熱が引いたら、少しずつリハビリを始めて下さい。痛くても動かさないといけません」これが膠原病科の先生の診断なのです。左膝と同じです。それから3ヶ月、鎮痛剤を飲みながら筋トレを続けました。

その年の年末、娘家族からお伊勢参りに誘われました。いつもの事ですが、これがかなりハードなのです。まず歩きます。次に歩きます。とにかく歩くんです。難攻不落の山城でも制覇します。これもいつもの事ながら、3日間余す事なくスケジュールが組まれています。それはとてもとても楽しい3日間でした。歩ける喜びを実感しました。
「カーブスは凄い!」雪の降る中、階段を掛け上がる私を見て言った娘の褒め言葉です。
そして昨年の春の事です。
不整脈が頻発するようになりました。胸から心臓が飛び出すのではないかと、両手で胸を押さえる事もあります。「心不全は起きてないから、安心して」との心臓の先生の言葉を頼みの綱に、1年間筋トレに励みました。

そしてそして今年の春、いろんな関節の変形が起こりながら、出来る限り毎日カーブスに通っています。脳外の先生は「何もしてはいけませんよ」とおっしゃいますが、筋トレは生活の一部だから、いいですよね?

オープン前のお友達とのおしゃべりや、コーチの明るい笑顔や励ましに、今日も一日頑張ります。
「大丈夫!大丈夫!」

と、本当ならここで終わる予定でしたが、"予定は未定であり、決定ではない"
今年の3月の事です。
夜半、突然の狭心症の大きな発作が起きました。急いでニトログリセリンを吸引し、家族に知らせず、吐き気の為階下のトイレに行きました。そしてトイレの前の廊下で倒れている自分に気付いたのは30分後でした。パジャマ姿のまま冷え込んだ廊下でいた為か、最低血圧が117になっていました。大きな発作が起きたら赤十字病院へ行くよう指示されていた事もスッカリ忘れていたのです。

そして3日後、それも夜半、突然に右太ももの関節に激痛が起こったのです。痛くて一晩中眠れませんでした。幸い発熱がなかったので、リハビリを開始したかったのですが、頼みの綱のカーブスはお休みになっての2日目でした。これは正しく自力で治すしかないのです。一段一段の階段の上がり下り、これもリハビリです。本屋にもスーパーにも行き、夕食の準備中もスクワットをし、ストレッチもしました。2年前の右肩の関節に比べたら可動域も狭いし、あの痛さに比べたらズッと楽だと自分に言い聞かせました。"頑張れ"
手で押すと変形している関節がハッキリと分かるのですが、今回は嘘のようにとても早く痛みが取れたのです。これは毎日の筋トレの御陰だと言えます。これなら何処の関節の変化が起こっても耐えられそうです・・・!?

1週間のお休みが開けて、またカーブスに通っています。本来なら私は自主的にお休みを取らないといけないのですが、1ヶ月もお休みすると、身体が動かなくなるのではと心配なのです。少しでも筋力を付け、4年後まで元気でいなきゃいけないのです。
コーチ、ごめんなさい。自分の身体と相談しながら通いますから、カーブスを続けさせて下さい。
今日も「大丈夫!大丈夫!」