(その1)継続は力なり
カーブスの会員になって8年目を迎えました。カーブス津田沼では会員を励ます為に100回毎にカラフルなTシャツを御褒美にプレゼントして頂けます。私はもう直ぐ1100回を目指して頑張っています。教室に行くとそれぞれの年代の会員が挨拶を交わして赤、白、黄色の様にカラフルなTシャツで運動している姿は虹色で、シンドイ気味の時も徐々に元気になりつつ運動を終えます。74歳からのスタートですから8年目では大台に乗り今秋には83歳となります。この間、シニアに伴う色々の体調不安が出て「イヨイヨ辞めなアカンかな?」と思う時期もありました。最初ほど回数を詰めて行けないのですが、何とか月に10回以上通う!をモットーにしています。友人紹介も当地と大阪で4名を紹介しましたが、それぞれに諸事情で残念ながら辞められました。「継続は力なり!」と言いますが、特にシニアは諸事情が整わないと継続は困難となります。ここ迄、継続出来ているのは健康の自己管理、家族の協力、会員さん達、スタッフさん達の励まし等が不可欠だと実感しています。ここ2年位、股関節痛の症状があり、医者から手術を奨められていますが、高齢ですし何とかカーブスの筋トレとリハビリ、投薬で一生を無事に終えたいものです!
カーブス会員になって4年目から「カーブスエッセー大賞」に文章を書いて応募してきました。お蔭様で4回とも佳作に選んで頂きました。今春も応募時期がやってきました。体の体操も頭の体操もカーブスで同時に出来るのもカーブスならです。今回も敢えてトライします。識字率100%の日本、活字は子孫末代に迄、伝承出来るので・・・
(その2)私の転機的なオランダ迷子物語
2020年、日本で開催されるオリンピックも近付きました。7年前の決定直後から【オリンピックに間に合う様に?】と文部省は話せる英語教育の為に小学校1年生からの授業開始を打ち出しました。中、高、大学の入試も会話、リスニングを取り入れて話せる英語を目指しています。この事に関して如何に英語が大切な言語かの体験談を記します。私は5年前に血管の難しい病名を医者から宣告されました。気が動転して「とてもオリンピックは見られない?」と落ち込んだ期間が長かったですが、来夏のオリンピックをTVで見られる様に筋トレに励んで、前向きに頑張りたいと思います。
10余年前の春、オランダの旅をしました。私の友人がオランダ人と結婚していて当地への旅に誘ってくれました(友人は数年前に1人で帰国、東京のカーブスに通っていると数年前に便りがありました)。オランダ旅の1番の目玉は何と言っても本場のチューリップ鑑賞です!長らく教職に就いていたので春の海外旅行は初めてでした。
出発前からワクワクと浮足立っていました。イヨイヨ「キューケンホン公園」に着きました。生憎く横降りの小雨模様でしたが、流石に世界に誇る「チューリップの観光地」だけあって広い庭園、広い温室に種類の多い花々が咲き乱れていて、温度差で順番に咲く様に工夫されている多種のチューリップは「バラか?カーネーションか?」と見まがいました。花びらが八重、フリル、シャーリング等の微妙な花弁でカラーは、ぼかし、色違い、縁取り、ミックスと息を呑む圧巻の美しさでした。今では日本でも多種のチューリップが見られますが、当時は生まれて初めて見る光景で時を経つのを忘れてカメラでパチパチと撮っている内にグループのビリになっていました。時期的に殆どが欧米からのシニアグループ、中でも長寿国・日本のシニアグループがダントツの多さでした。兎に角、前に行く日本人グループで傘の絵柄に見覚えのある人の後ろに着いて行けば大丈夫!なる安易な考えで歩きながら、道すがらの本場の美しい風車も夢中で撮っていました。暫くして「どうも違うグループの後ろを歩いているかな?」と気付いて慌てました。トッサに「入口に戻ろう!」と判断、長い道のりを息せき切って入口へと早足で歩きました。何と入口は四方にあるではありませんか!「どうしよう?」と心臓が早鐘のように打ちました。うろ覚えの道を縺れる足でヤット最初に入場した入口に辿り着きました。兎にも角にも園内ガイドさんに「I'm Japanese, I lost my way! Help me! Help me!」と、なり振り構わず取り乱しつつ慌てて訴えました。有難い事にオランダは国の教育方針で全国民100%が母国語と英語のバイリンガルなのです。ガイドさんは「Calm down! Calm down! Madam! OK! OK!」と答えて入場口に連れて行きました。そこに大きなボードがあって入場した時のグループ全員の1人1人の名前がアルファベットで貼ってありました。日本人のJTBグループの以後の予定、宿泊ホテル名が記載してあり、直ぐに私を確認して全て解決しました。お蔭で園内の「チーズ工場の見学と買物」が出来なかっただけで、道案内の人に誘導されてチーズの大きな土産袋を下げたJTBグループの仲間と合流することが出来ました。
オランダ人は背の高い人が多くて2メートル近い男女がカッコ良く闊歩していました。ガイドさんが身を屈めて膝を地面に付けて背の低い私の目線に合わせての対応に思わず涙ぐみました。日本の九州位の面積の小さな母国語と英語のバイリンガルの観光国、シニアに優しいオランダに感謝感激で無事に帰国しました!
この恥ずかしくも微笑ましい?経験後は英会話のレッスンを少しは真剣に頑張ってシニアとなった今も続けている大転機の旅となった次第です!60歳から英語!英語!と海外語学ステイも9回もして、さ迷って学んできましたが、シニアを重ねると共に記憶よりも忘れる方が多くなりましたが・・・・私はホンマに英語が好きナンヤワ!でしょうか?
英語もカーブスも継続は力なり!でショッピングカートを杖代わりにして(笑い)頑張ります!
オランダで
大きい男性ひざまずき
バイリンガルで迷子導く