私は十年ほど前交通事故にあって新聞という字を書くことも、小学一年生のたしざんひきざんもバラバラで話しも出来ず、住所も名前も書けなくなって、同級生に会っても「あなたどなたさんですか」と言っていたり、ひまわりをへちまと言ったり、わけのわからないことを言っていました。病院で高次脳機能障害と診断で言語のリハビリをしている時はつらくて泣いていました。事故前は元気で、ししゅうもあみ物もなんでも出来たのに、こんな思いするなら死んだ方がいいと思った時もありました。でも先生はあせらなくてもいい、ゆっくりでいいと言ってくれました。
リハビリをへて村の支援センターに行くようになっても、初めはわけのわかんないことを言ったり。静かな部屋で寝ていて旅行先でバスの中で交通事故があって、救急車や警察の車や消防車が来て、テレビ放送をしているのを見たとたん、村の職員さんに電話して事故、事故、救急車と言っていたら、となりにすわっていた人が障害を持っていると言っていたけど、事故を見るとこんなになるんだと言ってびっくりしていました。
村の行事ででかけた時、カーブスのお店の前にならんでいる人を見てどんな人がやっているのかしら、私にも出来るのかしらと思っていました。東海店にカーブスが出来て、すぐ入ってやり始めました。ある時まっている時間にハンバーグとポテトセットをたのんで食べていたら、コーチに見つかって久子さんだめでしょうと言われたことや、さぼろうかなとコーチに言ったらだめですよと言われました。
カーブスをして変わったのは汗をかくようになって、便秘がなくなって、風邪をひかなくなって、黒いしみがたくさんあったのが良くなったかなと思います。私をたすけてくれた病院の先生方や友達、村の職員さんのみなさん、カーブスのコーチありがとうございます。
私にはまだまだいろいろなことがあると思うけどよろしくおねがいします。これからあせらず、ゆっくり前にむかっていきたいと思います。ねたきりにならないように、がんばるんじゃなくてたのしんでいきたいと思うみなさんよろしくおねがいします。
佳作
「カーブスを通して変わった私の毎日」
カーブスって
どんな運動?