「カーブスです。一度体験に来ませんか」
家の近くのスーパー入口で声をかけられた。
心臓病(心不全、僧帽弁閉鎖不全、心房細動)で三週間の入院。退院後から左大腿部が痛くて歩くにくくなった。
カーブスがある事も知らなかったが、少し説明を聞いて見学の約束をして帰宅。2016年3月末だった。 約束の日に行ってみると、病院にあった機械と同じ機械が12台とボードがあり。皆が楽しそうに終了して、ストレッチもすませて、笑顔で帰って行く様子を見た。
週三回の予定でお世話になる事に決め、コーチの明るい元気な声に励まされて、スタート。一週間程で、脚の痛みがとれて、友人も二人できた。初日は、階段をあがるのも辛くて、手すりを持って一歩一歩そろえてあがっていたのに、痛みが消えたのが嬉しくて、嬉しくて。
帰りには、買物までして帰られるようになった。三キロの茶びんが持てなかったのに、重い物は、リュックに入れて、軽い物は、手に持って帰宅できるようになった。
痛みが消えると元気が出て、庭の木を切ったり水撒きをしたりして、又痛みがでても、カーブスへ行けば治ると、なんでもしてみた。
家族も元気になっていくと喜んでくれた。
妹も「元気になった上に、明るくなって・・・」と喜んでくれている。
朝一番の生徒さんは、元気がよくコーチの声も聞こえない位だが、落ち込んでいる時などは、この元気も力をもらう。二番目、三番目になると静かに一生懸命励んでいる姿からも。
皆いろいろと事情があるようだけれど、乗り越えようと努力されているのがわかる。
先日、「きれいでいいですね、このまま続けましょう」とコーチがほめて下さった時、横のボードにいた人が、「顔は?」と冗談を言ったので大笑いをした。明るい雰囲気がいい。
部屋も世間の行事にあわせて、飾って下さり楽しい雰囲気である。
冬から春にかけて、アレルギーがひどく、鼻水が出るが、薬飲みハンカチも三枚持参していても、止まらない時があり、辛い。コーチもやさしく見守って下さりそっとテッシュペーパーを手渡して下さり、「ここにあるから、使ってネ」と声をかけて下さった。
技はもちろんの事、人に対してこんなに親切にやさしくできるのかなあと、自分のこれまでの人生を(78才)反省する事しきり。
コーチや生徒さん達に仲よくしてもらいながら、元気に過したいと思っている今日この頃です。この不思議な力のあるカーブスに、感謝、感謝の毎日です。
佳作
「ふしぎな力」
カーブスって
どんな運動?