カーブスを始めて、早いもので五年目を迎えています。始めた当初は車の運転の下手な娘の付き添いぐらいのつもりでした。そして、飽きっぽい娘に対しても「続くわけがない」と実は秘かに思っておりました。そのような私達親子ですが、未だにカーブスにお世話になっております。
八十一歳になる私ですが、カーブスを始める前は身体がボロボロでした。肩こり、足の裏の痛み、膝の痛み、長年続いた四十肩には本当に悩んでおりました。毎週鍼治療に通い、病院にも通い...。「だって...年なんだもの。仕方ない」と諦めておりました。
娘の付き添いで始めましたが、自分の孫のような可愛らしいコーチに優しく、分かりやすく誘ってもらったら心強く、「こんな年齢だけれども、続けてみよう」と考えました。筋肉の大切さなど考えた事が無い私も娘もコーチの教えてくれるお話が自分たちの思ってきた事と正反対だったこと...驚いて、ただ「へぇ~」としか言えなかった事...、未だに覚えております。
週に3回続けていくうちに、マシンにあがると、自分でもビックリする程、両腕があがるんです。最初はその事すら気付きませんでした。コーチに
「四十肩、良くなりましたね~」と言われ
「ん?・・・あっ・・・私、四十肩だった」と思いだしたぐらいです。
運転の時に後部座席すら見えないぐらいの私でしたが、いつのまにかバック駐車が抵抗なくできるようになりました。コーチに毎日些細な気付きに気がつけるようにと声掛けをしてもらい、娘と良く話しをするようになりました。みるみるうちに、体が元気になったような気がします。
始めた当初より、今はコーチや他のメンバーさん達と楽しくお喋りしている時は気持ちが前向きになり明るくなります。皆さんに言ってもらって嬉しい事は「ますます若くなったね。」と言われる事です。例えお世辞でも嬉しい~と思います。
家では、二階にのぼるのが大変でしたが、いつのまにか階段をラクラクとのぼっています。大好きな映画を観に行く時も席を確保する為に階段を小走りでのぼっています。以前の事を思うと世界が広がり、好奇心旺盛になっています。ある方が「色んな人に出会うことが大切」と言っていましたが本当にそう思います。
私は、娘の勤めている介護施設でボランティアをしています。自分よりも
年下の御利用者様が多いです。人は誰かに必要とされる事の大切さを知りました。私は手芸が大好きで自分より年下の御利用者様に、手作りのバッグや小物を作るのが楽しみです。私もカーブス知らなかったら、彼らと同じように、いやそれよりもひどい状態だったかもしれません。一緒に始めた娘、そして自分の事のように色々心配してくださるコーチに感謝です。
「ありがとう」
私の趣味はドライブと旅行とショッピングです。以前はいつも、いつも足が痛くなり、「この痛みは靴のせいだ」と思い、旅行先で必ず高価な靴を買っていました。伊勢参りに行っても、金毘羅さんに行っても目の前で、「歩きたくない」と途中で帰ってしまいました。つまらないお伊勢参り、金毘羅参りだったなぁと思います。今では何往復も出来ると思います。今は、旅の計画を娘としています。
「高齢者」「高齢者」と世間は言います。私をいわゆる「高齢者」の人たちと同じように括らないで!と思います。なにせ、自分では自分を高齢者とは思ってはおりませんので。わたしの人生はこれからです。まだゴールは見えません。ゴールは他人様が作るものではありません。色んな事に興味を持って前向きに!そして・・・迷惑かもしれませんが、命続く限り!私はカーブスを続けたいと思います。明日が来るのが楽しみな幸せな老後です。(自分を老人なんて思っていませんがね)これからも笹沖の皆さん!どうぞよろしくお願い致します。一緒に若くなりましょう!
佳作
「カーブスと私と娘"ありがとう"」
カーブスって
どんな運動?