七年前、膝関節の痛みで悩んでいた頃、新聞広告でカーブスのチラシを見ました。「一日三十分で膝、肩、腰が気になる方」という見出しを見て、「三十分やって、膝の痛みが楽になるなら」と思い、やってみようという気持ちになりました。教室へ行ってみると年齢はさまざまで、ご高齢の方もがんばっている姿に目を引かれました。スタッフさんからいろいろな説明を聞き、計測したあと、ワークアウトの体験もさせていただきました。
油圧式トレーニングは足や腕、腹筋、そして私が一番気にしていた膝など、いろいろな部分に力が入り、全身に効くとても良い運動だな、と実感しました。これなら続けていけるという思いが強くなり、だんだん楽しく感じるようになってきました。カーブスへ通う前は、近くの整形外科へ通い変形性膝関節症と診断され、膝の痛みと違和感に悩まれていたのです。痛みが強くなり、水が溜まるとそれを抜き、ヒアルロン酸注射をして痛みを落ち着かせ、痛み止めの薬を時々服用しながら湿布薬をいつも貼っている状態でした。
そんな時、テレビの健康番組やラジオ番組で変形性膝関節症のことを見たり聴いたりしていると、変形性膝関節症の人は、O脚が目立ち、進行すると膝の内側の軟骨がすり減ってきて、放置すると将来寝たきりになる可能性があります、と話していたのです。
カーブスのスタッフさんもそのようにおっしゃっていたことを思い出し、そのころは一生懸命治療をしていました。
最初は右膝が痛くなり、痛みが強くなると膝に水が溜まるようになりました。
発症して三年が過ぎた頃から左膝も痛み出し、同じように痛みが強くなると水を抜き、ヒアルロン酸注射を使って痛みをやわらげるの繰り返しで、毎日つらい思いをしていました。そんな時、整形外科の先生が「膝の手術を考えたほうがいいですよ」と言ってくれました。
その時は、今よりもずっと良くなるかもしれないと思い、希望もみえてきました。その一方で、やはり手術をすること自体がとても心配でした。
自分の将来も考え、かかりつけの整形外科の先生に紹介状を書いていただき、近くの大学病院へ診察に行きました。担当医による診察の結果、骨切り術のO脚矯正手術を受けることになりました。平成二十七年の十二月に左膝を行ない、翌年の九月に二度めの右膝手術をしてから、全く水が溜まらなくなりました。今では以前の痛みが嘘のようです。整形外科の先生が早目に手術を勧めてくれたおかげで、多少の痛みはあってもここまで良くなり、またカーブスへ通えるという思いが強くなってきたのです。再びカーブスへ通い始め、ワークアウトも順調に行なえるようになり、30秒間のプログラムの移動と5秒間の脈拍のチェックをして、何となく自分の体調が今までよりもスッキリしているような感じがしました。
スタッフさんもわかりやすく丁寧に指導してくださるので、とてもやりがいがあります。スタッフさんの話で「週に3回通えば少しずつ脂肪が落ちて、その分、筋肉がついてきますよ」と教えてくれました。
通い始めて計測するごとに「少しずつ減ってきていますから、がんばって通ってください」とスタッフさんに励まされることが、とても嬉しいです。
カーブスは、通いたい日に行くことができて時間内で自由に行えるというところに魅力を感じます。筋肉がつく、体脂肪が減っていく、仲間づくりができる、最高の場所だと思います。
私は、カーブスへ行くことが日課となりました。今日は膝が痛むから行くのやめようかなと思っても自然に教室へ行きたくなり、やったあとは痛みも忘れてスッキリしているのです。
痛みがある時には、スタッフさんが「無理のないようにやってね」とか、「ゆっくりやればいいよ」など声をかけてくれるので、とても安心できます。
メンバーさんの中にも「膝はだいじょうぶ?」と声をかけて心配してくれる方もいるので、とてもありがたいです。メンバーさんにも感謝の気持ちでいっぱいです。これからも大切にしていきたいと思います。膝の手術で、私にとってもう一つ大きな事が待っていました。O脚矯正した両膝の抜釘手術です。二度行なって二年半を迎え、器具を取り外す時期になりました。今年の三月二十四日に入院するため、カーブスに半年の一時退会を提出しました。スタッフさんが、「半年待たなくても調子が良かったらいつでも来てもいいですよ」と言ってくださったので心強く感じました。良くなったら、またこの場でがんばろうという気持ちになりました。手術当日、家族に見送られて手術に向かいました。一時間程で無事に終わり、部屋に戻ると「あー、終わった」という安堵感を強く感じました。
そして、これからまたカーブスへ通えるという思いと、いろんな所にも出掛けれるかも知れないという期待感に満ちあふれてきました。今では、以前のような異物の違和感がなくなり、とても歩きやすくなりました。三年かけて治してくれた先生にも感謝の気持ちでいっぱいです。
今までのひざ痛をのりこえた三年と十ケ月メンバーさんやスタッフさんの励ましでがんばってこれました。私がカーブスを続ける理由のその一は、筋肉をつける、二つめは「寝たきりにならないように」、そして三つめ、プロテインをしっかり飲み続け、たんぱく質の12点をしっかり摂ることを忘れずにしたいです。
この三つがカーブスで学んだ基本だと思い、私は続けているのです。
まだ三度目の手術を終えて間もないですが、人生は、私にとってはまだまだこれからなので、旅行に行ったり、孫の顔も見てみたいです。
人生はいいことばかりではありませんが、楽しいことだけを見つめてがんばっていきたいです。
脚の調子が良くなってきたら、またカーブスへ通い、張りきってマシンを動かし、今まで以上に体づくり、仲間づくりに励んでいきたいと思います。
カーブスへ毎日通うと、確かに脂肪が減っていくのがわかります。でも、毎日通うのってなかなか難しいです。これからは、週3回通えるように、そして膝を手術で治した分、私は今までより長く通えそうな気持になったように思います。
腰、膝、肩って一番毎日よく使う所で、痛めやすい所なんだと自分が膝の病気になって気がつきました。
買い物やイベントに出掛けて、膝の悪い人を見ると「あの人カーブスへ誘ってあげようかなあ」とか「大変な思いをしているんだ」とか、人のことが気になるようになってきました。
これからの日本は、百歳まで生きることが当然とされる時代を迎えつつあると言われている放送を見て、増々運動の重要性を実感しました。私は、カーブスへこれからも前向きな気持ちを持ってがんばって通いたいと思います。
佳作
「カーブスが教えてくれた健康の大切さ」
カーブスって
どんな運動?