60歳で定年退職した。友達に誘われて軽い気持ちで1回体験に行ってみた。いきなり体力テスト。日頃から運動していたから、ちょっぴり自信があったのに判定は30歳後半。ショック。10歳年下の友人は3年以上通って最近20代後半になったと嬉しそうに語っていた。「ようし。3ヶ月後の次の判定で10歳若返って友達に追いつく。」と密かに決意した私。三ヶ月後、ガーン。判定は30歳前半だった。惜しい。悔しい。もう一息だったのに。2016年の夏はこうして過ぎ、九月には娘が里帰り出産で帰郷。10月には待望の孫を授かり当分カーブスはおあずけかも。と忘れもしない11月の計測でヤッター。「すごい。20代前半。ここの教室でまだ見たことありません。」コーチの言葉。カーブスに行けない日は自宅でもストレッチ。隙間時間を作ってカーブスに通い続けた成果。努力って報われる。これから始まる1月までの娘と孫のお世話も頑張れそう。だって娘より体力年齢が若い。
2017年1月、無事東京から旦那様が迎えに来て孫と娘は自宅にもどっていった。久々に開放感にひたってカーブスに。時間を忘れて 30分すごすのって幸せ。
帰り際に渡された1本のリボン。私たちの湖南中央店では恒例のカーブスプリンセスというイベントが開催されていた。会員が三つのチームに分かれて出席ポイントや成果交換、おなか周りの細くなったポイントを競うイベントに久々のフィーバー。長い間優勝目指してチームの一員として参加するなんてなかったから。2017年冬、私の住む滋賀県甲賀市やカーブスのある隣の湖南市は大雪に見舞われ、車の運転の苦手な私はなんと徒歩で1時間かけてカーブスに行ったことも。それはカーブスプリンセスで優勝するため。チームの団結力は固い。励まし合い、認め合い、1ヵ月20回も通った甲斐あって私たちのチームは優勝。成果交換ポイントがもらえるからと今まで知らなかった会員さんとも挨拶したり話したりするようになり、カーブスに通うのが以前より楽しみになった。更に嬉しいことに、カーブスに1ヵ月に20回もあまり運動をしない2月に通ったことで全く思いがけない嬉しい成果があった。
1つ目は血圧値が薬も飲んでいないのに低くなって安定してきたこと。
2つめは筋肉量は増えているのに体重が減ったこと。まさかの娘時代の体重まで減り、もうあきらめていたフォーマルやスーツが着られるようになった。当時のスーツは1ヶ月分の給料くらいしたから着られなくなっても捨てずにおいていた。嬉しい。お得。
3つめは体力年齢20代前半を維持できていること。現在6連覇中。
4つめは1ヵ月に20回も通うなんて不可能だと思っていたのに時間を有効に使えば不可能も可能になると分かったこと。
2018年には新たな目標が。1ヶ月に1回、時々ボーナスでもらえるスタンプを32個集めて真っ赤なトレーナーをもらうこと。1年間にもらえるスタンプは最大で16個だから最速で二年かかる。そのせいで真っ赤なトレーナーはもう二年以上誰にももらわれず賞品コーナーにいる。さっさともらわれていく歯ブラシや、靴下をいつも見送っている。「待っててね。トレーナー。私がもらってあげる。後8ヵ月頑張るから。」
周りの方から「元気ですね。」といつもうらやましがられる私。元気の秘密はカーブスに通っていることかな。和太鼓と日本舞踊の練習中も先生から元気だけはほめられ、退職金で「元気が出るストンリーバーの5つの言葉」という本を自費出版するという夢も現実みを帯びてきた今日この頃。
私に元気をくれたカーブス。ありがとう。
佳作
「私に元気をくれたカーブス」
カーブスって
どんな運動?