ちょうど一年前の今頃、私は思い出したくない毎日を過ごしていました。実は昨年の1月に子宮と卵巣とそれを取り巻く靭帯を手術して取ってしまいました。知識がないと言う事は大変な結果になってしまうのだと思い知らされました。
子宮だけ取ればよかったのですが医者はもう歳ですので卵巣を取ってもホルモンは出ていませんし、この際一緒に卵巣癌のリスクを減らす為にも卵巣をとりましょう・・・・との医者の言葉にお願いしますと返事をしていました。その事が半年もの間の苦しみの始まりでした。
(女性にとって健康な卵巣は何歳になってもホルモンは出ていて取ってはいけないそうです)無事1月22日手術は終わり医者も成功しましたと言って下さり10日程で退院しました。それから、その日から不安が一杯の日々が始まりました。
私はO型で余り深く追求しない性格で、まさか手術で、私自身、自律神経がおかしくなって苦しい日々が続くとは夢にも思っていませんでした。
留守中、宅食とかで不自由な食事生活を送っていた家族は(主人、叔父、犬5匹)私が悪い所を取って帰って来たと喜んでいるのに、又しても食べられない、作ることも献立を考える事さえ出来ません・・・・!飽きたと言っていた宅食や出来合いの物で主人たちは食事をする毎日が始まりました。私の体は言う事聞かず眠いのに眠れない!夜は目がランラン!そんな日々が何日も続きました。食べられないので体重も1カ月で5キロも痩せて半病人の状態になりました。自律神経が原因か良く分かりませんが、脈が飛ぶ期外収縮(一分間55~6回以上も胸がキュンとなって脈がポンと飛ぶ)になり心臓も悪くこのまま死んでしまうのでは・・・・と心配になり又食べられない、寝られないのでは・・・・とのトラウマでその時は悪い考えしか浮かびませんでした。
自律神経がおかしくなると、頭で考えても自分ではどうしようも出来なく、心のコントロールが出来ません!小さな不安も普段の私なら仕方がないと思える事でも、とっても大きな不安になります。何も出来ず毎日ゴロゴロ・・・・!あげくの果てに余りに辛くて主人と死のうか・・・・とまで考えてしまいました。
そんな中主人は気分転換にと、外に連れ出してくれました、毎日あちらこちら・・・・・・そんな主人に申し訳なく感謝で一杯でした。良いと言う物は試しました。元々薬には頼りたくない私でしたので自己免疫力を信じて頑張ってみょうと色々と考えていた所、ある友人がまず身体を動かしてみたら?と言ってくれました。それがカーブスでした。
昨年の7月から早々入会して、毎日6席ある椅子に座るべく早く行って1~2番で頑張りました。
あの頃とても立っているのが辛かったものですから・・・!
それでも段々自分でも日に日に元気を頂いている実感がありました。まず身体を動かす事で食事が美味しくなりました!食べることで体重も増えてきました!体を動かす事で夜眠れるようになりました!年齢的にも寝られない日が続いたりしますが、次の日は寝られるわ!と以前の私のように思えるようになっています。今では6席の椅子に座らなくとも平気になっています。ごく普通のことが出来ない苦しみを嫌と言うほど経験しましたのでこんな事でと笑われてしまいますが、私にとって感謝の気持ち以外ありません。毎日毎日色んな成果に自分でもビックリしています。同時にスタッフの皆さんも自分の事の様に一緒に喜んで下さっています。
今考えて見ますと医者を頼らず、薬を頼らず自分の免疫力を信じて頑張って来たお陰でこんなに早く良くなったのではと思います。あれから半年が過ぎました、この今が普段の私です、昨年の私は本当に死んでいました。今があるのは主人と家族が諦めないで支えてくれたおかげです!それとぽ~んとカーブスに背中を押してくれた友人!カーブスのスタッフの皆さんの暖かいお声掛け!それらが有っての今の私です!それらは皆私の心と身体の財産です。
今では主人も応援してくれて20分程のカーブスまでの距離を一緒に歩いて、私が運動している間の30分を読書しながら待っていてくれています。叔父もこの頃怒りっぽくなって以前に戻って良かったのか?悪かったのか?と皮肉っぽく言っています。大変な事を乗り越えられた色んな事への感謝を忘れず日々精進しつつ、元気にして頂いたカーブスでこれからも頑張って行きたいと思っています。
佳作
「自己免疫力を信じて辛い日々からの脱出」
カーブスって
どんな運動?