光陰矢のごとし、早いもので、鹿嶋にカーブス教室ができると同時に入会して、五年生になりました。
入会動機は「鹿嶋にカーブス教室ができることになり、お試し体験が行われますのでぜひいらしてみてください」と御招待をうけたことが始まりです。当時今は亡き愛犬が元気いっぱいだったこともあって朝夕にそれぞれ一時間の散歩を日課としていたこともあり、運動不足の認識をまったく持てないでいた私に訪ねて来てくださったコーチの方は、ウォーキングと筋トレーニングは同じ運動でも違った効果であること、筋トレーニングの大切さを丁寧に説明してくださいました。そして、カーブスのカの字も知らずただ、【カーブスで十歳若がえりましょう!】のキャッチフレーズに魅せられて入会。当日、おそるおそるカーブス教室のドアーをたたくと、若く元気いっぱいの、スタッフ、コーチの方々がとびっきりの明るい、あいさつと笑顔で歓迎してくださいました。幾分ホッとしたものの、デーンと並んだ数々のマシーンに戸惑いながら、メンバーさん全員、そしてコーチの方々も真新しいおろしたての靴をはきスタートした時が走馬灯のように思い起こされてなつかしいです。どのお顔も緊張感で険しく、現在みたいに私語の飛び交う余裕などなかったように記憶しております。
さて、注意事項などについての説明の後に、さっそく初体験です。コーチのマシーンに対してのスムーズな動きをまねてのスタートに呼吸と手足、体を動かすタイミングが合わせられず、やっとの思いで流れに乗っていくだけで精一杯でした。それでも、慣れてくると子供が新しいおもちゃにハマり込むように、面白く、楽しくなり力まかせに、時には鼻歌混じりにと日々を消化していった。
ぎこちないフォームながらも通いはじめて間もなく一か月になろうとしていた頃、ワークアウトした日は体中が、一日中ポカポカと暖かいことに気がつきました。まるで体内でろうそくの炎が燃え続けているような感じです。冬になると厚手の長そでインナーにタイツさらに寒い日は腹巻をまとい、これが年齢相応で当たり前だと決めつけて、信じていた私でしたが、それまでの身じたくだと汗ばむようになり、必然と薄着になり、当然体が軽くなり動き易くなり、仕事の能率も楽々とはかどるようになりました。それまで冬には、足指の霜焼けに悩まされ、病院に行って薬を服用して症状は落ち着いても毎年の繰り返しだったのが、できなくなり現在に至っております。いつの間にか冷え症が改善されておりました。
それから、元来の低血圧ということもあり、何をしてもつかれやすく、毎月一、二回はダウンして病院で点滴をうけており、「疲れたら、休むことだよ、お歳なんですから。」の先生のお言葉に「先生、そうもいかないんですよ。」の会話がその都度繰り返されておりました。ひとつの仕事を終えて次の仕事に取り掛かるときそれまで、一呼吸おかないと続かなかったのが、平気になり、重い荷物も以前ほど苦にならなくなるなど日常生活のなかでも、確実に体力のパワーアップを実感できる場面が多くなってきておりました。これが、筋力トレーニング、カーブスのたまものかなと思いはじめたのもこの頃です。特別、これと言った目標もなく軽い気持ちで始めたカーブス教室でしたが、こうなると、喜び、驚きと共に意欲が出てきてこの筋力、体力を減らしたくない、維持して行きたい、さらに、増やしたいと思うようになりました。それと、いつの間にか、筋肉とどんな関係があるのかわかりませんが柔軟性も増してきており、体が柔らかく進化?できることによって、日常生活での可動範囲が広がり、家事の作業など便利だと感じる時が増えているように思います。
私の場合、体型の変化はあまり感じられませんが、定期測定の結果が徐々にではありますが、伸びてきたこと、いくつになっても成績が上がると言うことは嬉しいことですし、励みになります。いつまでも、健康でありたい、誰もが願う当然のことです。距離的にも近く、いつでも好きな時間、年齢に関係なく誰でも、三十分、自分のペースでということもあり今では、私の生活の一部となりつつあります。五年目に入り、名前は知らなく年齢もまちまちでも、顔見知りのメンバーさんも増え一緒に楽しいひとときを持てることに、感謝いたしております。【体が変われば、心が変わる】、【心が変われば、毎日が変わる】、希望にあふれた素敵な言葉ですね。【毎日が変われば、人生が変わる】継続は、力なりを信じてこれからも頑張りたいと思いますのでよろしく御指導くださいますよう、お願いたします。