人生にはさまざまなカガヤキがあります。
クルーズ何とカガヤキにあう言葉でしょう。
今迄エーゲ海、カリブ海、瀬戸内海から八丈島、ドイツのハンブルグ港からオランダへクイーンエリザベス号に乗りました。
昨年6月は飛鳥Ⅱで東京、カムチャツカ、金沢を予定していましたが、家の都合で行くことが出来ませんでした。淡路島出身の高田屋嘉兵を書いた司馬遼太郎の菜の花の沖、18世紀の終わり、アリューシャン列島に流れ着いた大黒屋光太夫とその一行。シベリア紀行、与謝野晶子、林芙美子、武田百合子、女三人のシベリア鉄道など読んでみました。13世紀の西方見聞録はシルクロードからペルシアへ二人のモンゴル人の旅から雄大な世界史の舞台が見えて来ました。
11月は大型カジュアル船で西地中海クルーズに出かけました。イタリアのジェノバからシチリア島、マルタ島、スペインのバレンシア フランスのマルセイユの旅です。
慶応2年の正月を薩摩の五代友厚一行はマルタ島で迎えています。鎖国の惰眠を二百数十年続けた東洋の島国との差を思い知らされています。
頑固なまでの攘夷派もマルタ島で攘夷の愚劣さを心の底から感じとっていきます。
3月22日クイーン・メリー2で上海、釜山、長崎、ソウルクルーズに出かけました。クイーン・メリー2はイギリスのサウサンプトンを出発、マディラ島、テネリフェ島、ケープタウン、オーストラリア、アジア、サウサンプトン迄120日間のクルーズです。船内で日本人3人、ドイツ人1人と120日間クルーズ中の方と話をしました。上海で下船する時、50日のクルーズがあります。3月25日7時あのキラキラ光る塔は稲佐山。橋をくぐって長崎港、島々が近くにせまります。今年は明治維新149年、松が枝国際ターミナルビルに着岸 歓迎セレモニーは17名のバトントワリングと見事な演奏のブラスバンド、チャーミングな高校生達です。
日本民謡 行進曲、ポパイザセーラーマン
下船して大浦天主堂、グラバー園と散歩です。
幕末、維新の流動的な政治状況を利用して活躍しましたトーマス・ブレーク・グラバーも環境の急速な変化で限界をあきらかにして1911年12月16日73歳で亡くなりました。
中学時代修学旅行でおとずれたグラバー邸はエスカレーター、歩く歩道と整備され旧グラバー住宅として世界遺産登録されています。
6時半の夕食は8Fベランダレストラン。午後10時出航イギリスとニュージーランドの御夫妻と一緒に長崎のあかりをながめました。11時45分おどりつかれた方々は夜食コーナーでおしゃべりです。
3月26日終日クルージング。8時ブリタニアレストランで朝食。9時30分パットゴルフ。11時15分ダーツ大会
12時30分ハープ演奏、15時日本式アフタヌーンティ。
日本酒の試飲とてまり寿司とケーキを香港の御夫妻、オーストラリアの女性といただきました。
3月27日5種類のカクテルの試飲会はおつまみも用意されていて楽しめました。
3月28日ソウル市内自由散策
3月29日上海で下船。上海博物館、南翔饅頭店で小龍包をいただきました。二度目の上海は美しく変化しています。
次のクルーズはラグジャリー船、クイーンエリザベスで航く常春の島々カナリア諸島と花に彩られたマデイラ島を巡る大西洋クルーズ16日間を予定しています。