ちょうど二年前(カーブス西宮鳴尾店がオープンした頃)某TV番組で実家をリフォームしてもらいました。
弟にあいつぎ、母が亡くなり、当時九十二才の父はひとり暮らししていたので、長女である私と主人が同居することに決めたのです。
その新居に遊びに来たのが、私が以前勤めていた百貨店の洋菓子店の店長をしていた(現在は大阪のカーブス門真江端店のインストラクターをしている)Nチャンです。
昔から私のことを「ママ」と呼んでいたので「ママの体型は将来典型的に寝たきりになるタイプだから是非ともカーブスで筋トレして!」と言われました。
その頃の私は、三食プラス父の好物のアンパンを三時のおやつに食べていました。体重が増えるのは当り前ですよね。
それでもかすかな抵抗?運動不足を見かねた主人が『豚の散歩』となんと愛あるネーミングでしょうか。万歩計をつけて二人でウォーキングしていました。
マスオさんになった主人は、義理の父との同居で、ストレス解消にもなるかと甲子園球場での野球観戦はもとより、以前住んでいた奈良県生駒市と西宮市の観光ボランティア、福祉のボランティアも結構多忙に過していましたが、私といえば、週一回の「西宮いきいき体操」のサポーターをする位で三食昼寝と韓流ドラマ付の日々を過していました。
ふとTVを見ると、カーブスに通っている方のコメントが流れていました。「血糖値が下がった」「血圧が下がった」とそして"一週間無料体験"とフリーダイヤルの番号がくり返し流れていました。
高血圧・糖尿病・甲状腺・高脂血症と父よりも薬をたくさん飲んでいる私が電話をかけたのは自然の流れだったように思います。
一番近い西宮鳴尾店まで歩いて片道二十分、往復四十分!六月末の暑い中通えるだろうか?不安ながらも体験の時がやってきて、なんと私の体力は七十代前半とわかり、リーダーの丁寧な説明に「これはやるしかない」と申し込みました。
初めて店長が筋トレの機械を使う見本を見せて下さった時、きれいな腕の筋肉にあこがれました。
次の筋力測定で早くも六十代前半、その次には五十代の体力「あらあら赤ちゃんになってしまうわ」と笑いました。
三ヶ月毎に通っている病院での血液検査の数値は、血圧・コレステロール・肝機能・血糖値・中性脂肪すべてが下がっています。
数値を下げるのは、やはり運動が一番効果があるということが実証されました。主治医が患者から「カーブス」の名をよく聞きますと言われていました。
テレサ・テンの曲にのせて♪もしもカーブスに出会わなければ、私は何をしてたでしょうか?ソファーにもたれ、ポテトチップ食べて韓流ドラマ見てたでしょうかぁ~♪と替え歌ピッタリでしょ?
「ママのウエストもう何十年も見てないわ」と言う娘に見せてやろうではありませんか年中ボディースーツを着ていないと、ボンレスハムみたいになるのですが、店長からの「筋肉のバリアを作りましょう!」との名文句に、そうだボディースーツとさよならしようと、まずは人生初のスポブラを買いました。
高齢の父は、自分でできる事は自分でするので、私も負けじと健康に留意したいとカーブスに通い続けます。
そして年に二回は、クルーズに出かけて、思い出作りしていますが、父は白寿めざして、私達は金婚式をめざして、きれいなドレスを着こなして、ダンスタイムには、主人と華麗なステップを踏みたいと思っています。
佳作
「父のために、私のために!」
カーブスって
どんな運動?