『年取ったね』
『もうすぐ70歳だもの・・・』
千葉県から帰省する息子家族を駅に出迎えた際の息子の第一声に私が答えました。それなりに身支度には、気配りをしていたはずなのに・・・・・・『年取ったね』と言われてしまったのは?
その頃、夫に「姿勢が悪い」と背中をポンと叩かれ、よく注意されることが多くなっていましたので駅に降りたった息子が、改札口で出迎えた老婆が母親だった・・・・・・その最悪のシチュエーションを思い浮かべることができたのです。
身内だからこそ正直な思いが言葉に出たのでしょう。私の姿にさぞかし心を痛めたことでしょうに。
年齢を重ねるごとに何かと老化を感じ、それを『しかたがない』と当然のことのように受け入れてきた私でしたが、この息子からの一言が頭から離れなくなりました。
私の周りの年齢を感じさせない知人・友人は、一様に姿勢がきれいです。姿勢をきれいに保つには、体幹を鍛えることが肝要ではないか?何かよい運動がないものかと考えるようになりました。
そんな矢先、隣町の友人から『カーブス』についての話を聞く機会がありました。
女性だけの健康体操を30分、自分の都合のよい時間でよいとのことなど知りました。「カーブス」の存在を知ってから2か月後、私の住む町にオープンすることになりました。
その頃の私は、持病の突発性良性頭位めまい症が頻繁に発症するようになっていて、食欲もなく、体重の減少、夜中に何度も目覚める睡眠障害等など、あまり体調のよくない日々が続いていましたが、思い切って10月23日、初めてカーブスに見学を兼ね体験に行きました。
油圧式マシンは、個々の体力に合わせて可動出来、「筋トレ」につながることも理解できました。これなら持病と向き合いながら続けることが出来ると確信し、すぐに入会手続きし、会員となりました。その日、7時間の熟睡をすることができ、今までの睡眠と違って、夜中に何度も目覚めてしまう浅い眠りではなく、それは爆睡と言えるものでした。当然ながら朝のさわやかな目覚めです。そのぐっすり7時間熟睡が今日まで続いています。
ラッキーなことに、筋トレの素晴らしさを私はいち早く感じることが出来たのです。
初めの2か月は、油圧式マシンの正しい使い方をマスターしようとコーチに積極的に問いかけしたり、他の会員のコーチのサポートも自分のこととして耳を傾け、自身の動きの参考にするようにしました。また、目の前の赤い筋肉を示してあるボードをしっかり見つめ、その筋肉を意識するよう努めました。また、コーチの『腹圧を意識しましょう』をステップボードの際はもちろんのこと日常の生活の中でも実践しました。
筋肉を作るのに欠かせない栄養素「タンパク質」も摂るように筋トレ効果アップを目指しました。食欲も戻り、健康を徐々に取り戻している自分を感じることができました。
入会2か月後、夫とのライフワークになっている『城巡り』に出かけました。防御に徹している入城は、段々と登り坂が続き、脚力のないものには大変難儀なことです。いつも夫は『もっと早く歩けないのか・・・』と嘆いておりました。しかし、今回は夫に遅れを取らず歩くことが出来たのです!旅の疲れもなく、翌日「カーブス」に元気に行くことが出来たことも驚きです!その後、夫も「筋トレ」の成果を認めたらしく、二人で出掛ける用件がある場合も『何時にカーブス行くの?』とカーブス通いを優先的に考えてくれるようになりました。その頃から「背中ポン」もほとんどありません。
カーブス仲間は、健康寿命を延ばし、いつまでも元気に自分らしく毎日の生活を送るのが願いのようです。この共通の目的意識の基、お互いの『変化』=改善の話を聞くのもうれしいことです。
○蹴躓くことがなくなった。○おなか周りが少しすっきりしてきた。○階段を軽やかに上り下りできるようになった。○血糖値が激減した等など・・・共に変化を喜び合うことが功を奏していると思います。
最近久しぶりにスーツを着て出掛けた際、友人から「スマートになったね。痩せた?後ろ姿シューとしているよ」と言われました。
『今ベスト体重よ!カーブス会員になってから体重3キロ増え、ウエスト3センチ減よ!筋トレの成果と思うよ』これが私の答えです。やはり、見た目は『姿勢』が重要ポイントでしょうか・・・友人の褒め言葉は、素直に受け止めたいです。ますます私を『筋トレの虜』にします。
最近では、油圧マシン使用の際に少し負荷をかけるようにして使用しています。
毎日熟睡して、さわやかな朝を迎えることが出来ることは、気持ちまで前向きになります。あれもしたい!これもしたい!と10年前の自分に戻った感覚です。入会以来、持病のめまいも一度も発症していません。
高齢者に必要なことは「キョウイク」と「キョウヨウ」。つまり、今日行く所がある!今日用事がある!・・・だそうです。
私の場合、
私は、今日カーブスに行きます!
私は、カーブスで筋トレします!
まだ半年にも満たないカーブス通いですが、『筋トレは、裏切らない』を実感している私は、今度は息子に『ちょっと若返ったんじゃない』位は、言わせてみたいと思う今日この頃です。