カーブスが日本に上陸してから10年だそうです。当初からお世話になっていますが、そんなに時間が経つと改めて伺うと私も随分頑張ってきたな、と感慨深く、それもコーチの皆さんの明るい笑顔のおかげかなと感謝の気持ちが湧いてきました。
 

ちょうど私が何か新しいエクササイズを探しているところでした。食事に気をつけていたつもりでしたが、年齢とともに代謝が落ち、何もしないと徐々に太っていくようになり、生活に運動を取り入れようと情報を集めていました。といっても、もっぱら友人や会社の同僚たちからの口コミがメインです。インターネットでそれらしい見出しを見つけて記事を選んだこともありました。私自身があまり激しい運動が好きではなく、ましてやマシン、ジムなどは退屈そうで、腕がムキムキなったりするんじゃないかと最も敬遠する種類の運動でした。それが色々と聞きかじっているうちに痩せたいと思ったら筋肉をつけるのが一番確実で効果的だということがわかってきて、筋トレをぜひ始めたいと思うにいたりました。これまで長く続けていたのはヨガやストレッチ系のクラスばかり。全身の筋肉を気持ちよく伸ばすことはできますが筋肉が衰えていくのを補うことはできません。今こそ筋トレを生活に取り入るときなのです。アメリカからサーキットトレーニングというエクササイズのジムが来るらしい。それは、有酸素運動と筋トレを組み合わせた画期的な新しい方法で、と会社でちょっと聞きました。インターネットで調べてみると、なんと家の近所に店舗があるではありませんか。早速お店に直接出かけました。初めは正直あまりピンときませんでした。油圧式のマシンはゆるゆるだし、たった30秒で次に移動なんてそんな短時間で大丈夫なの?


そんな私が10年も続けて通っているのはどうしてなのでしょう?

まず、手軽なこと。会社帰りや土曜日の昼前に30分。例え30分といえども体を動かして帰ると気分も変わり動きも軽くなりますから効果は大きいです、土曜なら帰りにパン屋さんで昼ご飯用の焼き立てバケットを買って帰ります。

次にマイペースでできること。初めは頼りなく感じた油圧マシンは自分のやり方次第で限りなく重くなります。私は毎回しっかり汗ばむまで頑張るのが好きなのですが、その日の気分や体調で調節が可能です。

そして、何といってもスタッフの方々のきめ細かい対応が足を向けさせているのではないかと感じています。筋トレは必要な年代の時に女性が運動に触れる機会は今まで本当に少なかったと思います。そのハードルを下げ、多くの方々が通うようになったのは、いつも明るい笑顔で声をかけてくれるスタッフの存在が大きかったと思います。ずっと主婦として家庭を守ってきた「お母さん」や「おあばあちゃん」がファーストネームで呼ばれ、きれいな姿勢ですね!上手に動かせていますね!ときっと久しぶりに他人から褒められる場所というのは魅力的です。その上に健康になってスタイルも良くなってお友達もできて、といいことずくめです。
 

私が通い始めた頃からは考えられないくらい高齢の方が増えました。私も80代になっても通える所があるんだと安心して今週もマイペースでいこうと思っています。