○出会えてよかった
あの日、買い物からの帰り、玄関に入ろうとすると「こんにちは!カーブスってご存じですか?」と突然若い女性に声を掛けられた。「あら・・・名前は知ってるけどよく解らないわ」と否定したものの、この美しい清潔な女性は何をしているのかしら?と思いつつ彼女の話を聞くことにした。それがカーブス無料体験教室のお誘いで、"筋トレ"の大切さを立ち話で聞くこととなった。
実は私はこれまで自己流のストレッチを20年間毎日かかさず実行しており、気功や、太極拳の経験もあり、現在は健康体操にも週1回は参加している。サプリメントにも関心があり必要なものは摂取しているので、若い若いと回りからいつも言われている。音楽療法や、子供のリトミック、書道指導など仕事が週4回あり、これ以上のお稽古事は私には無理と思い込んでいた。カーブスのスタッフは、熱心に「是非一日体験入学をしてみて下さい。後で電話でもご案内をしますから」と言ってその場を去ってゆかれた。
パンフレットをみると、筋トレの大切さに釘付けになった。そういえばこの頃、洗濯物を持って二階の干し場に行く階段に難儀している。自分でいろいろ工夫してストレッチしているけど、なにか足りないものがあるのかしら・・。『筋トレは何歳になっても遅いことはない』と言うキャッチフレーズに胸をときめかせながら、「一日体験してみよう」と思いたった。初めての日、メンバーさんの熱気に圧倒されながらマシンを廻った。マシンはかなりきつかったけれど、「これはすごい効くッ!」レッスンは30分、曜日も時間帯も選択自由いつでもOKである。「私もやりたい・・。」早速入会の手続きをした。
○筋トレ効果
カーブスに入会してはや、五ケ月。太腿の筋肉がすこししまって、パンツを履いたとき鏡に映る自分に「あら!カッコイイじゃん!」思わずニコッ! O脚だったのになんだかスッキリしてる・・?」今までこんな経験は初めて。この頃、階段を上るときにも余り疲れを感じない。膝に痛みを感じる事もあるけど・・・そんな日も少なくなった。足が軽くなった爽やかさを実感している。そして歩幅も少し広がったように思う。足の運びがスムーズになり歩くことが楽しくなった。
わたしの家からカーブスまでの距離は約800メートル。家は浜松の三方原大地の高台にあり海抜45mといわれている。カーブスはその坂道の途中にある。
膝が悪い私はこの坂道を歩いたことはなかった。然しカーブスに行くにはこの道を歩くしかない。最初は自転車で通った。ところがある日、曲がり角で突然車に出会い横転してしまった。足にかなりの擦り傷と、メガネを飛ばして枠がグニャグニャになってしまったものの、幸い大きな事故にはならなかった。それ以来徒歩で通っている。カーブスで30分の運動の後、坂道を上って家まで帰る道のりは、わたしにとって高いハードル。息は弾むし、足が重くなって、ようやく家にたどり着く始末。しかし半年が過ぎた今、この坂道にも慣れ、冷たい風にも、運動した後のほてった頬には心地良く感じられる。三月の初め頃、坂道にある池で鴨が数羽遊んでいた。その水面の美しさに心が弾んだ。グランドの周辺はこれから自然が一杯で散歩に快適、回り道してでも歩いてみよう。"筋トレ効果"は心も広がる。
○はじめての筋肉チェック
日頃元気な私は、本当の元気とは何なのかよくわかっていなかった。体重の管理や半年ごとの健康診断の測定で異常はないと言われても、代謝を良くするにはどうしたらよいのかなど解らずじまいだった。
カーブスに入会して、体力とは、"筋力""柔軟性""バランス力"と言う言葉の意味に気づく事も出来た。はじめての"筋力チェック"「長座体前屈」の柔軟性のテストはまあまあのできであったけれど、「片足スクワット」や「上体起こし」は全く刃が立たたなかった。私が長い間自己流でやってきた体力造りは柔軟性を高める効果はあったものの筋力やバランス力を高めることは出来ていなかったことをつくづく思う。自分の思い込みの危険性を深く反省させられた。とはいえ結果、体力年齢は七十一歳。少しホッとした。これからは苦手な「レッグ・エクステンション」や「ヒップアプダクター」「オブリーク」にも挑戦して脚力やバランス力、腹筋もアップさせたい。そして好きな音楽の仕事や書道も、九十歳まで続けたい・・・?夢を持つて『筋トレは、体と心にいいことがいっぱい』をモットーにカーブスに通い続けたいと思う。
○カーブスに感謝
あの日、カーブスの若いスタッフに出会えたことを心から感謝している。私にとってカーブスは 健康維持のための楽しい充実した時間。「春江さん!こんにちは!」と笑顔で迎えてくれる孫のような可愛いスタッフがいる、そして「今日も元気で頑張れたね。」といたわってくれることがなによりもうれしい。マシンに振り回されて悪戦苦闘しているとき、「ここで腹筋を意識して!ここは力を抜いて!」と適切なアドバイスをしてくださる。そんな時、ググッ!と効果を感じることが出来る。そのことを回りの友人にも伝えてアピールしている。三月には絵手紙教室の友人が入会して桜が咲いた。また先日、整形外科の医師の診察では「肩の治療は要らないよ。」と言われ驚いた・・・。自分が意識していない所でも効果が上がっている。カーブスはわたしの"頼りがいのあるパートナー"まずは週3回を目標に自分なりのステップで楽しく続けたい。