昨年の今頃私は人生に絶望していました。難病の潰瘍性大腸炎になり、2週間点滴だけで食事のできない入院生活を送りました。退院時は体重が10kgも急激に落ちて、薬の副作用もあり体はふらふらで立っているのもやっとの状態でした。
カーブスには病気になる3か月前に入会しており、コーチや同じ時間帯に来られる会員の方々と楽しい会話もできるようになっていた時でした。退院後も体調が思わしくなく、いつカーブスに戻れるか分からなかったのでカーブスを辞めると主人に話したのですが、「カーブスを辞めてしまえば繋がりが途絶えてしまうので、続けてていいよ。」と主人は言ってくれました。私の入会しているカーブスは普段利用するスーパーのある建物の2階にあって、朝一番に買い物に行くと出勤するコーチの方々に良く会います。コーチの方々は忙しいのに私に気づくと必ず声をかけて下さいました。さらに私が具合が悪くて朝スーパーに何日か行けなかった際には、電話をかけて下さいました。その事がとても嬉しく心の支えになりました。
そんな折カーブスに再び行くことが出来た時、会員の方がトレーニングを中断してまで私に駆け寄って声を掛けて下さり、私は嬉しくて涙が溢れてきました。その結果もう一度皆さんとトレーニングをしたいと私は思ったのです。しかし体調が再び悪化して二度目の入院となり、心が砕けそうでした。二度目の退院後道やスーパーでカーブスの会員の方々が声を掛けて下さり、早くカーブスに再び来られるようになるといいねと言って下さり、私は一人ではないんだと感じさせて頂きました。
ほどなく体調が少し回復したので、計測だけですが毎月1回行くようになり計測の順番待ちの間も、会員の方々から声を掛けて頂き心が落ち着きました。その際コーチの方々からも「来るだけでいいんですよ。」と言って下さり、心が温かくなりました。悪いことに再び体調が悪化して三度目の入院となり、退院した時に医師に私はカーブスに入会しており、再びトレーニングに行きたい事を話したところ、「もう少し体調が回復して安定したらいいよ。」とその医師は言って下さいました。私はいつの間にかコーチとカーブスでご一緒させて頂いている方々に支えられていたのです。その結果退院1か月後カーブスに戻ることが出来ました。再開後はまだお腹が重く不安な気持ちもありましたけど、トレーニング半周回から始めて1周回、そして3週間後には2周回できるようになりました。三度の入院を経て私の体重は7か月で15kgも減りました。そのため筋肉もすっかり落ちて尿漏れもひどく少し歩くと、もう尿漏れパッドを交換しないといけない程でした。これで本当に体力が回復するのだろうかと不安でしたが、カーブスに行くとコーチが私の良い所を言って下さるので自分でも少しづつでいいんだと思えました。
再開後3か月たった今、筋肉は少しづつ回復してきました。尿漏れも駅まで25分歩いてもほとんど漏れることがなくなりました。何より自分の回復にとても嬉しくて、今では自分の人生に希望が持てるようになりました。
カーブスを辞めないで良かった。今では本当にそう思います。今はカーブスに行くのが何よりの楽しみです。
お知り合いの方々にカーブスでお目にかかると「元気になったね、生き生きしている。」と声を掛けて下さり自分の事のように喜んで下さいます。また、カーブスで新たに知り合った方も出来ました。体調が良くなり自分に自信が持てるようになると気持ちも前向きになり、仏像彫刻等他の習い事も新たに始めました。
カーブスで一緒にトレーニングしている方々やコーチに支えられ私は、絶望の淵から這い上がれました。もう少し体力がついたらもっと色んなことをしたいと心も前向きになりました。私はカーブスで出会った会員やコーチの方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
佳作
「カーブスを通して変わった私の毎日」
カーブスって
どんな運動?
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