出産後からずっと体重が増え続け、いろいろなダイエットを試みたものの、なかなか思うような成果が出ず、40代後半でとうとう医者から、メタボ予備軍と診断され、経過観察のお呼び出しがかかりました。それでも日々のストレスからついつい夜遅く食べてしまったりと、生活を変える努力もしていませんでした。そして47歳の時に膝の手術をし、幸い大事にはいたりませんでしたが、その後しばらくは駅の階段などの上がり下りに不自由していました。普段はパートの傍ら、趣味の延長で語学関係の集まりを主催しており、週末の活動や、またその経験から外国人向けのゲストハウスの運営もしており、多忙を極めています。
雑務も含め色々なことが起こり、1日にたくさんの予定を入れて生活していたところ、50歳の暮れに下り階段の最後の段差に気が付かず、頭では危ないとわかっていたものの、瞬時に足まで伝達が回らず、以前膝の手術をした左足の今度は足首が外側にぐにゃりと曲がり着地。そのまま体重が上からかかり、座り込んでしまいました。その時の激痛といったら忘れられません。その後、診察の結果、足の甲の骨がはがれた形になっており、骨折とのことで、しばらく松葉杖の生活が続きました。それ以降すっかり足をかばう生活となり、50代ではありますが、駅などは必ずエスカレーターなどを使うようになりました。
そしてその頃から一気に体力も落ちてしまい、一年に数回、酷い時は毎月風邪を引いていました。それもお決まりのコースがあり、ちょっと忙しすぎるかなという日々が続くと、必ずといっていいほど喉が痛くなり、その後は咳、発熱で一気に症状が進んで寝込み、元の生活ができるまでに2週間ぐらいかかりました。周りからもオーバーワークでは?と言われつつも、この生活パターンを変えることもできずにいました。その上、近所に住む両親が続けて体調を崩し、そちらの介護のボリュームも年々増えて、もう体は悲鳴をあげていました。考えてみると一ヶ月を通じて丸1日休める日がほとんどなく、なし崩し的な生活に風邪を引いて寝込むという繰り返しでした。
そんな様子を見ていた友人から、「私の母親が80過ぎているけど、カーブスですっかり元気になったわよ!一度行ってみたら」と紹介されました。以前より近所にあったので知っていましたが、これ以上忙しくなって続くのだろうかという不安もありました。幸い仕事帰りに寄れる場所にちょうどカーブスがあり、思いきって入会してみました。当初はこの運動量では物足りないのでは?と思いましたが、それ以上やっても長くなったり、また次の日に差し支えたりするので、細く長く継続できるにはこのボリュームが丁度いいのでは、と感じました。ところが初めてみてしばらくたつと、手術した膝と骨折した足首あたりが痛み始め、入会したばかりなのにこれで続くのかと不安になりました。
そんな不安を抱えながらのトレーニングにスタッフの方々が色々声をかけてくださり、アドバイスを頂いて、様子を見ながら続けていったところ、不思議なことに一ヶ月をすぎたころから、全く痛みがなくなりました。筋力が付いたのでしょうか。そしてもっと不思議なことに、あまり疲れなくなったのです。その頃、暮れにホームステイの受け入れをすることになり、韓国から高校生を二人我家に泊めたのですが、日々の生活だけでも多忙にもかかわらず、どれぐらい体が持つか、きっと正月はまた風邪を引いて寝正月になるだろうことを覚悟しながら、年末受け入れました。無邪気な高校生たちと好きな韓国語でおしゃべりをしたり、地域の仲間と持ち寄り歓迎会を開いたりと、忙しい中にも楽しい時間を過ごしました。そして時間はあっという間に過ぎ、無事帰国し、正月を迎えました。念のため風邪を引いてもいいように、正月は何の予定も入れずにいましたが、なんと風邪をひくどころか元気一杯で、しかも楽しく過ごす自分がいました。
カーブスに入会してから半年ですが、このようなオーバーワークな日々が数回あり、これはまた風邪かな?と覚悟していたのですが、ことごとく乗り切れて、今ではそれがすっかり自信となり、次への意欲にもなりました。
年齢的にも更年期に当たる年代でしょうか。つい消極的になったり、不安になったり、精神的には波もあります。でも基本的に体が元気であれば、意欲も湧き生活も楽しくなってきます。しばらくお休みしていたゲストハウスの歓迎会も復活させました。短期滞在の人が多いので、日本に居る間に少しでも楽しい経験をして帰国してもらえればと、お互いに交流を楽しんでいます。このような企画も元気でなければ思いつかず、考えてみれば元気であることが生活の全ての源なのかもしれません。
おりしも高齢の母親が骨粗しょう症から圧迫骨折となり、ここにきて全くの寝たきり状態、筋肉痛による激痛に耐える日々となりました。その介護により、カーブスに通えない日々が続いたところ、介護する私の腰が痛くなってしまい、しかも連日で疲労が取れず、この先の見えない日々に心まで落ち込んでしまいました。そこで、家族で手分けをして介護を引き受けてもらい、私は定期的にカーブスに通えるように、あえて時間を作りました。また、幸いなことに実家のそばにもカーブスがあり、トラベルパスにより、買物ついでにトレーニングができました。疲れた体を引きずって行っても、帰りにはすっきりして明日への意欲が湧いてきます。目の前で痛みに耐えながら辛い日々を過ごしている母を見ていると、筋肉や骨の大切さを身にしみて感じ、母もカーブスがあればよかったのにと、今更ながらに思います。我家は息子だけなので、息子達にはあまり面倒はかけないよう、今から貯筋をして、いつまでも楽しく意欲的に過ごす人生を、カーブスとともに送りたいと願っています。
紹介してもらった友達、そしてスタッフの方々には本当に感謝です。