「60歳の時にホノルルマラソンに出てみたい」3年前のカーブス入会申し込み時にスタッフから目標は何ですかと聞かれ、口に出すのもはずかしかったのですが、消え入りそうな声で返事をした私でした。
それまで走った事もなく、最近体重が増加気味だったのでこれから少しランニングでもしようかなと漠然と思っていました。
筋力トレーニングの必要性を前年の冬のスキー場で強く感じていた矢先にカーブスおのタウン・コムコムがオープンしました。スキーは若い頃からやっていて1番好きなスポーツです。今でも毎冬ゲレンデで楽しんですべっています。前年の冬、平坦な場所にある切符売り場の前で転んでしまい、スキー板をつけたまま中々起き上がれずにもがいてしまいました。自分でもなんで起き上がれないのだろうと情けなくなりました。若いころにはこんなことはなかったのに、転んでもさっさと起き上がれたのに、腹筋がないのかなあ、足の筋力が弱っているのかなあ、筋力不足を実感した時でした。カーブスで筋力トレーニングができるというのはまさにグッドタイミングでした。
自分の好きな時間に出かけて、30分で筋力トレーニングができる上、自宅からも近い。
カーブスでがんばってみよう!
入会してからの私は筋力アップと体重減少を目指して週3・4回通いました。体重はすぐには減少しませんでしたが、汗をかかない体質だったのが汗をかくようになり、外見は変わらなくても少しずつ身体の中が変化してきているのがわかり、カーブス効果を実感するようになりました。
その一方でホノルルマラソンを目指してまずはウオーキングから始めて少しずつランニングをスタートしました。カーブスに入会した翌年2010年の2月には第1回いわきサンシャインマラソン大会の5km部門に初めて参加しました。5kmを走りきった時は「やったあ!」という達成感でいっぱいでした。
2011年の第2回いわきサンシャインマラソン大会では10km部門に挑戦し、さらに秋に開催された猪苗代ハーフマラソン大会にも参加しました。ハーフマラソンを走るのは初めてだったのでそれなりに練習もいつもより多くしたつもりでしたが、結果は惨めなものでした。なんとか制限時間内で完走はしたもののゴールした途端ふらふらになり立てなくなってしまったのです。走行中に適当なエネルギー補充をせず低血糖症になってしまったのです。夫が迎えにきてくれていたのでなんとか帰宅できましたが、車中では死んだようにぐったりしてしまいました。ハーフマラソンのダメージは特に足にきました。膝が痛くなってしまいその後のランニングの練習ができなくなりました。
しかし、ランニングができない時でもカーブスだけは続けていました。使うマシーンの中でレッグエクステンションやスクワットは膝が痛くて以前のようにしっかりできなくなりましたが、痛みがあっても少しずつゆっくり調整できるのがカーブスのマシーン運動の良さだとこの時ほど感じたことはありません。
痛みを感じながらやっているといつのまにか以前よりもマシーンを使える範囲が広くなってきた自分に気づけたのもうれしかったです。マラソンの練習ができないまま東日本大震災後、復興祈念第3回いわきサンシャインマラソン大会の日が近づいてきました。夫から練習していないのだから大会参加を断念するようにいわれましたが、津波の被害にあったいわきを応援する意味でもこの大会には出たかったのです。前回のハーフマラソン大会から3ヶ月の間、膝が完治せず練習らしい練習はできなかったのですが、なんとか10kmを走りきれたのはカーブスでトレーニングを続けていたおかげだと思います。
そして去年の12月にはカーブスの入会時の目標「60歳のときにホノルルマラソンを走る」という夢を実現!練習では20kmまでしか走った事がなかったので、42.195キロを走りきれるかどうか不安でしたが、ゴールが見えてきた時には本当にうれしかったです。「夢は叶えるもの」私の好きなことばです。自分の夢を達成できたのはカーブスの存在が大きかったと思います。カーブスおのタウン・コムコムのスタッフの方々からは、その時の体調によって適切なマシーンのご指導を受けました。また時々娘家族のところに滞在した時お世話になったカーブス保士ヶ谷店のスタッフの方々は、いつも明るい笑顔で私を迎えいれてくれて、私が以前から保士ヶ谷店の会員のような気持ちでトレーニングできたこともとてもうれしかったです。
夫をはじめ周りの人々に支えられて夢を実現することができ本当に感謝しています。
これからも新たな夢の実現のために、カーブスでの筋トレを続けて生きたいと思います。