私が第二の人生をスタートさせた五十三才の時に、デイサービスの介護の仕事で働く事にしました。

 新しい仕事でもあり、高令者のお世話は、色々と人生の勉強になるところもあり、又、将来、夫婦の介護が必要になる時期には良い経験にもなると思い一生懸命働いていました。ところが、一年半を経過する頃になり、利用者の方から「あなたを見ていると腰が痛そうに歩いているね。」と、時々言われる事がありました。私自身は痛みもなく、そんな姿勢をしているのかなとあまり気にしないでいました。

 

 そして、二年近く仕事を続ける頃になると利用者を車椅子から移動させたり、入浴時の介助をする様な時に、腰に違和感を感じるようになりました。

 やがて、横断歩道が一信号で疲れなくなり、又、散歩に出かけても一〇分程歩くとすぐに腰掛けがしたくなり、普通に歩ける事のありがたさを、つくづく感じました。


 仕事を辞め接骨院で治療を受ける事にしました。二年位通い姿勢はまっすぐになりましたが、歩行がまだ十分できない状態でしたので整形外科で受診する事にしました。レントゲンの結果は「脊柱管狭窄症」と診断されました。


 今まであまり聞かない言葉にびっくりしましたが、今後の治療としては、投薬とリハビリを続けていく事でした。気持ちが沈みがちになり、体は思うように動かないので、イライラする毎日でした。


 そんな時に、カーブスの教室が近所でオープンされるとのチラシを見て、健康の為に良い事ならと体験に参加させていただきました。インストラクターの優しい指導と、女性のみのクラブなので気軽にでき、又運動量的にもあまりきつくなく、私のような運動嫌いの者でもリズムにのってできるので、楽しくやれそうだと思い入会させていただきました。

 毎日規則正しく運動ができるので、体が軽く感じられるようになりました。始めてから五ヶ月が経過した頃には、血圧の正常値が続くので、病院から「薬をやめてしばらく経過を見ましょう。」と言われるようになり。それ以降は薬を服用せず、正常値を保っております。


 又、骨粗鬆症の治療も受けていましたが、一年で六パーセントも密度がアップし、先生も、おどろられるほどの効果となりました。

 私は今まで、何か習い事を始めても長続きする事がなく、夫にも「又、三日坊主にならないように頑張れよ。」と言われていましたが、結果が出るのが嬉しくて、一年五ヶ月が過ぎてしまいました。

 カーブスの方達も、楽しく運動ができるようにとイベントを開催しポイントアップを図っていただき、一月~二月の二ヶ月間の「カーブスプリンセス」では、私達のグループが二位に入る事ができ、更にウエストを四センチ細くする事ができました。

 結果が出る事で。運動がとても楽しく、又機械を使用する時にも、ポイントの筋肉を動かす事を心がけるようになった事がこのイベントの大きな成果だと思いました。

 おかげ様で、毎日の生活が規則正しくなり気持ちも前向きに持てるようになりました。夫との月一回の旅行も、歩行がスムーズになり、楽しく出かける事ができるようになり大変感謝しております。


 今後、一つ一つ年を重ねて、肉体的に衰えていきますが、カーブスで、筋力アップと精神の進化に努め、更に、食事での栄養バランスにも気をつけ、毎日、

  「孫にはやさしい」

 「ま」豆、「ご」ごま、「に」肉、「は」わかめ・昆布類、「や」野菜、「さ」魚、「し」椎茸・きのこ類、「い」芋・根菜類 

を取り入れながら、健康で明るい老後になるように、心がけていきたいと思います。
 

 カーブスは私の恋人です。これからも良しくお願い致します。