ひざの痛みの原因と自分でできる解消方法
歩くとき、階段を降りるときのひざの違和感、そのままにしていませんか?
ひざが痛む原因
ひざの痛みの原因は、ひざの周りの筋肉の衰えや柔軟性の低下が要因のひとつ。30歳を過ぎると、1年に約1%の割合で筋肉は衰えます。太ももの筋肉が減少すると、ひざの関節を支える力が弱くなり、軟骨がすり減って炎症が起きます。その炎症により、痛みが生じると考えられています。
痛いときは動かさないほうがよいの?
痛みがあるときは、痛い部分を動かしたくないもの。じつはそれが筋力を低下させ、痛みを長引かせることにつながっています。
痛みには、痛み始めてすぐの激しい痛み(急性期)と、少し動かせるようになった痛み(慢性期)の2種類があります。急性期は安静にすることが必要ですが、慢性期になっても安静にしてばかりいると、筋肉の減少や関節のこわばりが進み、痛みが慢性化していきます。ひどい場合は歩行が困難になることもあります。
ひざの痛みの解消方法
筋力運動
慢性期の痛みには「筋力運動」が効果的。筋力運動を行うことで、関節の新陳代謝が活性化し、筋肉の緊張がほぐれ、痛みを和らげることにつながります。さらに、筋力運動を行って筋肉をつけると筋肉が関節を支えてくれるため、痛みの軽減につながります。ただし、やり方を間違えると痛みを悪化させる可能性がありますので、自分に合った適度なレベルで筋力運動を行うことが大切です。※ご不安な場合は、必ず医師にご相談ください。
ストレッチ
ストレッチには、関節の可動域を広げて柔軟性を高める効果があります。ひざ周りの筋肉を伸ばすストレッチを行うことで、痛みの軽減が期待できます。また筋力運動のあとにストレッチを行うことで、運動の効果が高まることがわかっています。筋力運動で筋肉を鍛えながら、ストレッチも行うのがおすすめです。
マッサージ
マッサージには、筋肉の緊張をほぐし、血液やリンパの流れを促進する働きがあります。ひざ周りの筋肉をほぐすマッサージを行うことで、痛みの軽減につながることが考えられます。筋力運動やストレッチで根本的な対策をしたうえで取り入れてみるのもよいでしょう。
ひざの痛みがある方はカーブスへ!
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「ひざの痛みの原因と自分でできる解消方法」まとめ
慢性的なひざの痛みには、運動をしてひざ周りの筋肉を鍛えるとともに、筋肉を柔軟に保つことが大切。それには、筋トレとストレッチが有効です。とはいえ、自分に合ったレベルがどの程度かわからない…ということも。やり方を間違えると、かえって痛みが悪化しかねません。心配な方は、運動のサポートが受けられる施設の利用をおすすめします。