フィットネスの意味とは?どんな運動?エクササイズとの違いなどわかりやすく解説!
運動をしようかな? というときによく耳にするフィットネスという言葉。そもそも、フィットネスとはどのような運動のことを言うのでしょうか。ここでは、フィットネスの意味やエクササイズとの違い、またフィットネスクラブとスポーツジムの特徴や、フィットネスを行う際の注意点などを解説します。
フィットネスとは?
フィットネスには、どのような意味があるのでしょうか。また、フィットネスを行う目的についても考えてみましょう。
フィットネスの意味
フィットネスとは、もとは「体力」という意味ですが、近ごろは「健康の維持・増進のために行う運動」のことを指すようになっています。具体的には、体組成(体脂肪率)の正常化や心肺機能の向上、筋力の強化や柔軟性の向上などを行う運動です。
フィットネスの目的
フィットネスの目的については、ダイエットや健康数値の改善のためという人が多いのではないでしょうか。年齢とともに増えていくお腹の脂肪を何とかしたい…。健康診断で血圧や血糖値、コレステロール値が基準値を超えてしまった…。医師から運動をするように言われた…など。また、病気の予防やリハビリのため、あるいはストレス解消のためという人もいるでしょう。このようにフィットネスは、人それぞれの目的に応じて行われています。
フィットネスで行う運動の種類
フィットネスで行う運動には、つぎのようなものが挙げられます。
①ヨガ
ヨガは、古代インドで行われていた悟りを開くための修行法にルーツがあります。姿勢と呼吸に重点を置いて、流れるような動きで行うのが特徴です。また、体の柔軟性を高めるとともに、心身をリラックスさせて自律神経を整えるなど、メンタル面に働きかける運動としても知られています。強い負荷をかけるポーズを除くと、腹式呼吸で酸素を取り込みながら行うヨガは、有酸素運動になります。有酸素運動には、脂肪燃焼効果や動脈硬化の予防・改善効果などがあると考えられています。
②ピラティス
ピラティスは、ヨガや太極拳の要素を取り入れた運動で、戦争で傷を負った兵士のために、ドイツで開発されたと言われています。腹式呼吸で行うヨガに対し、ピラティスは胸式呼吸で行うのが特徴です。体の深いところにある筋肉(インナーマッスル)や体幹の筋肉を鍛えることから、体のゆがみを改善し、姿勢をよくする効果があると考えられています。また、筋肉を鍛えることで基礎代謝がアップするので、ダイエット効果も期待できます。
③エアロビクスダンス
エアロビクスは有酸素運動という意味ですが、一般的にダンスをしながら運動をする、エアロビスクダンスとして知られています。もとは、宇宙飛行士の心肺機能トレーニングのためにアメリカで開発された運動ですが、独自のファッションとともに1980年代に世界中で大流行しました。軽快な音楽とともにインストラクターの動きに合わせて長時間体を動かし続ける全身運動で、その名のとおり、つねに酸素を取り入れながら行う有酸素運動です。
④筋力トレーニング
筋力トレーニング(筋トレ)は、筋力を向上させることを目的にした運動です。筋トレというと、アスリートや男性が行うものというイメージがあるかもしれませんが、最近は女性もダイエットや健康のために筋トレを行うことが一般的になっています。
重りで運動負荷を調整する従来のフィットネスマシンと異なり、油圧式マシンなら自分が動かすスピードで運動負荷が決まるので、どんな年代の女性でも簡単に筋トレを行うことができます。
運動中に脂肪を燃やす有酸素運動に対して、筋トレ(無酸素運動)は基礎代謝を高めて、じっとしているときでも脂肪を燃やし、太りにくい体をつくります。また、メタボの解消や体力の増強、関節痛の改善などにも効果的です。
⑤ストレッチ
ストレッチは、筋肉や関節を伸ばす運動で、柔軟体操とも言われます。体の柔軟性を高める効果があり、けがの予防やクールダウンとして、運動の前後に行われることが多いのが特徴です。また筋トレ後のストレッチには、筋肉の疲労回復だけでなく、筋トレの効果そのものを高める効果があると考えられています。
フィットネスとエクササイズの違いは?
先に述べたとおり、フィットネスは「健康の維持・増進のために行う運動」のことを言います。一方、エクササイズは「運動」という意味ですから、どちらも身体的な運動を指すことに変わりありません。あえて言うなら、フィットネスは、より「健康」に主眼を置いたもので、運動だけでなく食事も含めたトータルトレーニングとして捉えられることがあります。たとえば、筋トレのあとにプロテインを飲むのもその1つです。
筋肉をつくるためには、筋トレとともに筋肉のもとになるたんぱく質の摂取が欠かせません。フィットネスではそのように、運動だけでなく食事にも目を向けて、トータルで健康効果を考えていくことがあります。それに対し、エクササイズは運動そのものしか意味しません。つまり、フィットネスという、より広い概念のなかにエクササイズがあると言えるでしょう。
フィットネスができる場所は?
フィットネスができる場所というと、フィットネスクラブやスポーツジムが挙げられます。最近ではインターネットを使って自宅でできるオンラインフィットネスやジムもあります。またストレッチなど特別な道具を使わない運動であれば、自宅のほかに、公園などの屋外で行うこともできます。とはいえ、自宅や屋外でできる運動は限られます。より本格的に行いたい場合は、トレーニングのためのマシンや器具のそろった施設を利用するのがおすすめです。
フィットネスクラブの特徴・メリット
経済産業省の定義では、フィットネスクラブとは「室内プール、トレーニングジム、スタジオなどの運動施設を有し、インストラクター、トレーナーなどの指導員を配置し、会員にスポーツ、体力向上などのトレーニングの機会を提供する事業所」となっています。マシンが配置されたトレーニングジムのほか、プールやスタジオでは、さまざまなレッスンが行われ、性別や年齢を問わず、幅広い層に利用されているのが特徴です。
そのようなフィットネスクラブのメリットは、充実した設備と多彩なプログラムにあると言えるでしょう。スパやエステまで完備したフィットネスクラブもあり、そのような大型の施設では、運動だけでなくリラクゼーションを目的として、朝から晩まで1日中滞在する人もいるようです。
スポーツジムの特徴・メリット
スポーツジムは、筋力トレーニングなどができるマシンを設置した運動施設です。フィットネスクラブのようなプールやスタジオはなく、各種マシンを使ったトレーニングに特化しているのが特徴です。安価に利用できる公営の施設もありますが、マシンの数や性能には差があります。またインストラクターもいない場合がほとんどです。一方、民営の施設であれば、マシンも充実しており、専属のインストラクターが常駐してサポートしてくれるので、安心して取り組むことができるでしょう。
そのようなスポーツジムのメリットは、フィットネスクラブよりも利用料が低く抑えられること。そして運動の種類が限られる分、目的に合った運動を短時間で行うことができるので、忙しい人でも利用しやすいと言えるでしょう。
フィットネスを行うときに気をつけたいこと
せっかくフィットネスを行うのであれば、効果を体感したいと思うのは当然のことです。ここでは、フィットネスで効果を出すために気をつけるべきポイントをご紹介します。
適切な運動強度・量であること
運動の強度は、低すぎても効果が期待できませんし、強すぎるとケガや故障の心配もあります。適切なのは、「ちょっときつい」と感じる程度の運動です。そして、運動を習慣とするためにも、1回30分以上の運動を週2日以上行うようにしましょう。自分では加減が難しい場合や、ひとりではなかなか習慣にできないという人は、インストラクターのいる運動施設を利用するのも1つです。
有酸素運動と筋トレ(無酸素運動)の両方を行うこと
ダイエットや健康のために、体についた脂肪を燃やしたいという人は、有酸素運動と筋トレ(無酸素運動)の両方を行うようにしましょう。有酸素運動が運動中に脂肪を燃やしてくれるのに対し、筋トレ(無酸素運動)は基礎代謝をアップさせて、何もしていないときでも脂肪をたくさん燃やせる体にしてくれます。つまり、有酸素運動と筋トレの両方を行うことで、効率的に脂肪を燃やすことができるのです。
楽しく、継続できるものであること
運動をしようと思っても、それがつらいものであったら、続けることは難しくなってしまいます。継続のためにも、楽しんでできる運動を選ぶようにしましょう。とはいえ、ひとりでやる運動は、楽しいと感じづらいかもしれません。その点、インストラクターや仲間のいる運動施設であれば、励みにもなり、続けやすいと言えるでしょう。
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継続率は97.7%。運動施設のなかでもっとも店舗数が多く、継続率も高いのが特徴です。
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「フィットネスの意味とは?どんな運動?エクササイズとの違いなどわかりやすく解説!」まとめ
フィットネスにはいろんな運動がありますが、より効果を出したい人は、有酸素運動と筋トレの両方ができる施設がおすすめ。ひとりでは続かないという人も、コーチのサポートや仲間の存在が励みになることでしょう。
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