体型の新常識 | 「ただやせればいい」の勘違い【医師監修】
監修: 街のホームクリニック院長 塙 勝博 医師
急性期病院にて内科医として第一線で12年間勤務。その後、自身の介護経験が転機となり、家族の立場を尊重した医療やチーム医療の大切さを実感し、在宅診療を担う。診療に加えて医療現場の「チームづくり」や「地域コミュニティ」の構築を行っている
Q.年齢とともに体型が変わるのはなぜ?
ぽっこりお腹にたるんだウエスト、ぷるぷるの二の腕…。太ってはいなくても、若いころとくらべて体型が変わってしまったということはありませんか?
街のホームクリニック院長 塙 勝博先生にお答えいただきました!
「それは、加齢で筋肉が減ったことに関係しています。」
体重が同じでも体型が変わる
たとえば、30歳のときの体重が50㎏で、50歳になった今でも同じ体重をキープしている女性がいるとします。体重は同じなのに、見た目は明らかに今の方が大きく、たるんで見えるのはなぜでしょう。
それを解くカギは、「体組成」にあります。体組成とは、筋肉、骨格、体脂肪、水分など、体を構成しているもののこと。加齢で筋肉が減り、脂肪がつきやすくなることで、この体組成のバランスがくずれてしまうのです。
「大切なのは体重よりも“体組成”」
本来、筋肉は脂肪よりも重たいので、加齢で30歳のときより筋肉量が少なくなったのなら、体重も減っているはずです。50歳になって筋肉量は減ったのに体重は変わっていないということは、体脂肪の割合がかなり増えたということなのです。体がたるみ、体型が変わってしまった原因は、ここにあります。
したがって、体重だけにとらわれるのではなく、正しい体組成をつくることが大切です。
まとめ
健康的に体型を引き締めるためには、年齢とともに減っていく筋肉をつけ、脂肪が燃えやすい体を作ること。効果的に引き締めるためには、全身の筋肉をバランスよく鍛えることが大切です。筋肉は何歳になってもトレーニングをするとこで、増やすことができます。さっそく今日から、始めてみませんか?
私たち「カーブス」でこうなりました!
「年齢とともに体重が増え続け、気づいたらMサイズがLサイズに。『歳だから仕方ない』と体重計からも遠ざかり、見て見ぬふりをしていたら、健康診断の数値が酷いことに…。自分には運動は合わないと思っていましたが、コーチのおかげで、いまではすっかり習慣になりました。体が軽くなり、おっくうだった家事も楽しめています。」
「とても簡単な運動なのに、家で自分で運動するのと、カーブスマシンを使うのとでは、効きが全然違いました。
たった30分で終わるので、家事とパートの合間など、気軽に行けるのがいいですね。筋肉がついて基礎代謝が上がったおかげで、いまでは少し食べ過ぎたり飲みすぎたりしても体重や体型が変わらず維持できています。」
※カーブスでの運動とともに日常生活に注意した結果です
※ご年齢は取材当時のものです
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